英語長文読解の解き方のコツ解説【大学受験】

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ゆうすけ

自分の受験経験を踏まえ、メアライズアカデミー監修のもと大学受験対策の情報を発信しています。
高1春偏差値40→高2秋偏差値80→早稲田大学政治経済学部経済学科入学→大2の4月「受験勉強のエッセンス」立ち上げ→月間5万PV

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この記事では、高得点を狙う為の英語の長文の解き方のコツを徹底解説していきます。

たった1年半で英語の偏差値を40台から80近くまで伸ばしたノウハウを基に完璧な解き方、読み方を伝えます。英語の成績を上げたい方はぜひご覧ください。

英語長文読解の解き方のコツ

英語長文の成績を上げるためには正直きちんとした段階を踏んで勉強していくのが一番です。

しかし、効果は薄いですが解き方を変えることで効率的に問題を解けるようになり、成績を上げることが可能です。

以下で英語長文の成績を上げるための解き方のコツを紹介していきます。

最初に設問を見る

英語長文の問題を解く際、まず最初に設問を確認しましょう。

多くの人は先に問題文を読んで、読み終わってから設問を確認し設問を解いていきますが、この解き方はとても非効率です。

なぜなら問題文を読み終わった後に設問を解いていくと、設問に該当する部分を確認するためにもう一度問題文を読むことになり、時間ロスが発生してしまいます。

一方で最初に設問を確認してその後問題文を読んでいけば、問題文を読みながら設問に該当する部分を見つけることができるのでとても効率的に設問を解くことができます

筆者の主張をつかむ

問題文を読む際、筆者の主張をつかみながら読むと設問を解くのにとても役立ちます。

英語長文の問題文には内容ごとに区切られたいくつかの段落がありますよね。実はそれぞれの段落で筆者の主張が書かれている文章があります。

筆者の主張は英語長文における最も大事な部分なので設問の答えになりやすかったり問題文全体を理解する手助けになります。

筆者の主張は以下のような場合に出やすいです。

筆者の主張が出やすい時
  • 現在形または現在完了形+助動詞
  • 現在形または現在完了形+比較
  • 現在形または現在完了形+色以外の形容詞
  • 現在形または現在完了形+受動態の文章
  • howeverやbut等の逆説の語+主語+述語

よく筆者の主張や段落の大事な部分は段落の最初や最後にくると言っている人がいますが、それは大きな間違いです。

上記のルールに従って筆者の主張を見極めましょう。

問題文を訳さずに理解する

問題文を理解する際には必ず英文を訳さずに読み進めましょう。

問題文を読む際、1文ずつ訳しながら読んでいませんか?実はその読み方は非常に非効率で、大きな時間ロスになってしまいます。

私たち日本人は日本語の文章を読む際、わざわざ別言語に訳して読んでいませんよね?日本語を日本語のまま理解しています。

同様に、英文を読む際にも英語で書かれた内容を英語のまま理解しながら読んでいくのが効率的にいいです。

しかし英語を英語のまま理解するのはすぐにできることではありません。英語長文の問題演習を繰り返す中で徐々に英語を英語のまま理解する癖をつけていきましょう。

分からない英単語や英文法を推測

問題文を読んでいる時、分からない英単語や英文法があったらその意味を推測して読み進めましょう

多くの受験生は問題文を読んでいる間、意味が分からない英単語があったり意味が読み取りにくい英文があると、読み飛ばしたり意味が分かるまで悩んだりします。

しかし英文を読み飛ばすと、その内容が設問に関わる内容だった場合答えが分からなくなってしまいますし、意味が分かるまで悩むと大幅な時間ロスになって最後まで問題を解ききれなくなってしまう恐れがあります。

そうならないために、前後の文脈から英文の意味を推測して読み進めるのです。

いかがでしたでしょうか。上記で長文読解の解き方のコツを紹介してきましたが、解き方のコツだけを知っていても少し長文が読みやすくなる程度で、根本的な解決にはなりません。

長文読解の成績を伸ばすためには具体的にどういう手順で問題を解いていけばいいかを細かく知る必要があります。

しかし、長文問題をどういう手順で解くかは文章で説明するのがかなり難しいためここで示すことができません。

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英語長文読解の成績を上げる勉強法

ここまで英語長文の解き方を紹介してきましたが大幅に英語長文の成績・実力を上げたいのであればきちんとした段階を踏んだ勉強をしていくべきです。

具体的には以下の手順で勉強していくことで、確実に英語長文読解の実力を上げることができます。

英単語の暗記

英語長文読解の成績を上げるためには、まず英単語の暗記をする必要があります。

当たり前のことですが、長文を読んだ際に知らない英単語ばかりだと内容を理解することはできませんよね。一番最初にある程度英単語を覚えなければなりません。

具体的には、どれでもいいので英単語帳1冊を完全に覚えきりましょう。1冊でも完璧に覚えることができれば英語の長文がかなり読みやすくなります。

もし1冊完璧に覚えきった場合は、少し難易度が高い英単語帳をもう1冊購入してさらに知識を増やしてください。

英単語は覚えれば覚えるほど長文が読みやすくなります。入試直前まで覚え続けてください。

おすすめの英単語帳や英単語の効率的な覚え方についてさらに詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

英文法の勉強

英単語の勉強と同時並行で進めてほしいのが、英文法の勉強です。

「時制」「比較」「仮定法」などの文法事項ごとに解説と問題が載せられているタイプの参考書を使って勉強してください。

「大学入試肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本」や「関正生の英文法ポラリス」などが該当します。

志望校の入試問題で文法問題が出題される場合は「Nextstage」や「Vintage」などの問題集を使用していく必要がありますが、長文読解のことだけを考えるなら必要ありません。

何らかの英文法の参考書1冊の内容を理解しきりましょう。

英文法の勉強に使う参考書や勉強法についてさらに詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

英文解釈の勉強

英単語帳1冊と英文法の参考書1冊を覚えきったら、英文解釈の勉強をしてください。

英文解釈とは英文の構造を正しく把握し、英文の内容を正確に理解する練習のことを指します。

英文解釈の勉強をすれば長文を読む効率がかなり上がり、難しい文章でも早く正確に理解できるようになります。

一見遠回りのように感じるかもしれませんが、長文読解の成績を上げるためには英文解釈は欠かせません。

以下の記事から自分に合う参考書を見つけて勉強を進めてください。

長文読解演習

英文解釈の勉強が終わったらいよいよ長文読解の問題演習に移ります。

自分の志望校の入試問題の難易度と形式に合わせて問題集を選び、演習していってください。

記述問題が多いのであれば和訳や要約などの記述問題が多く含まれている問題集を使う必要がありますし、選択問題が多いのであれば選択問題が多い問題集を使用します。

以下の記事を読んで頂ければ自分のレベルに合った参考書が分かります。

英語長文読解でおすすめの問題集・参考書

英語長文読解の成績を上げたいのであれば問題の解き方よりも勉強法のほうが大事ですが、その勉強に使う問題集・参考書も大切です。

きちんとした手順で英語長文読解の勉強を進めていたとしても、使っている問題集・参考書の質が低ければ思うように実力が伸びません。

以下でレベル別におすすめの英語長文読解問題集を載せておきましたので参考にしてください。

英語長文読解参考書【MARCH・中堅国立大レベル】
英語長文読解参考書【東大・京大・医学部レベル】

また、自分に合ってないレベルの問題集を選んだ時も、簡単すぎて解く意味がなかったり難しすぎて途中で挫折してしまったりします。

英語長文の成績を確実に上げるためには自分の現状と目標に合わせて参考書を選んでいく必要がありますが、自分一人で選ぶと自分に合ってない参考書を選んでしまう場合が多いです。

「東大生への無料学習相談会」では徹底的な現状のヒアリングによってあなたに最も合った参考書を提案しています。完全無料なので気軽にご相談ください。

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以下の記事では英語長文の勉強をする際のおすすめ問題集・参考書をレベル別で紹介していますので自分に合ってない問題集・参考書を選びたくない人は読んでみてください。

英語長文読解の問題を解く時の注意点

英語長文の成績を上げるための解き方は解説しましたが、成績を上げるためには普段の勉強法の改善も必要です。

以下で普段英語長文読解の勉強をしている時にするべき事を紹介していきます。

  1. 時間を計る
  2. 解答は別紙に書く

解答中の注意点①:時間を計る

英語長文読解の勉強をしている最中は、必ず時間を計って問題を解く必要があります。

それぞれの問題を解く際に目標の制限時間を設定して実際に何分かかったか測れば、自分の解答スピードがどれくらい足りないのか把握することができます。

読解速度を上げる為に単語・文法を覚えるべきか、長文読解の演習量を増やすか等の改善策が見つかります。

解答中の注意点②:解答は別紙に書く

また、地味な事ですが解答は別紙に書いておくべきでしょう。

長文読解は必ず解き直し・復習が必要です。書き込みがあるとそれが難しくなります。

同じ英語長文の問題を何度も解いて復習し、確実に力をつけていきましょう。

英語長文読解の問題を解いた後の注意点

また、英語長文の勉強をしている際には問題を解いた後にもするべきことがたくさんあります。

以下の点を守って勉強することで着実に英語長文の成績を伸ばしていくことができます。

  1. 自己採点→間違えた問題に注意
  2. 解いた日付をメモして定期的に復習
  3. 分からなかった単語・文法をまとめる

自己採点後間違えた問題に注意

英語長文の問題を解いた後自己採点をしない人はいないでしょうが、間違えた問題に注意を払っていない人がいます。

間違えた問題・偶然正解した問題は解説を読み込み、間違えた理由を確認しましょう。

間違えた理由の改善が積み重なることで成績は上がっていきます。点数が問題になるのは極端な話、入試当日の点数ですから、直前期でもない限りは結果よりも内容を気にしてください。

解いた日付をメモ

英語長文の問題を解く度に解いた日付をメモして定期的に復習しましょう。

ほとんどの人が英語長文の問題を1度だけ解いて終わりにしてしまいますが、1度解いた英語長文の問題は何度も繰り返し解くべきです。

同じ英語長文の問題を繰り返し解くことで間違えてしまった問題を後から見直せば、そこで扱われている事項の定着度を上げることにつなげられます。

最初から解き直すと時間がかかってしまうため、正答率が特に悪かった問題だけ最初からやるなど、独自にルールを設けて効率的に復習をするのも良いでしょう。

英語長文の問題を解く度に解いた日付をメモして定期的に復習していきましょう。

以下の記事では完璧な復習ペースによる暗記法を紹介しています。ぜひご覧ください。

分からなかった単語・文法をまとめる

自己採点後には分からなかった単語・文法をまとめましょう

分からなかった単語は次同じ単語が出た時に分かるようにするため覚えなければなりません。

英語長文を解く度に分からなかった単語をメモしていき、定期的に復習して暗記していくことをおすすめします。

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