この記事では広島大や千葉大、埼玉大などの地方国公立大の英語長文対策におすすめの問題集を紹介していきます。
地方国公立大に合格したいと考えている人はぜひこの記事を参考にしてください。
地方国公立大対策の英語長文問題集の選び方
地方国公立大対策用の英語長文問題集を選ぶ際に重視するべき点は「記述問題の質が高い」「解説が充実している」という2点です。
国公立大の2次試験は当然ほとんどが記述式の問題です。そのため、国公立大対策のために英語長文問題集を選ぶのであれば、記述問題が多く出題され、それぞれの質が高いことは必須条件です。
具体的に言うと、実際の国公立大学の過去問を使用している問題集や参考書はかなり問題の質が高いです。
また、記述問題は微妙な和訳の違いや伝え方の違いによって大きく点数が変わるので、問題を解く度に自分の微妙な間違いを正確に修正して実力を上げていく必要があります。そのためには詳しい解説が欠かせません。
地方国公立大対策に使用するべき問題集は人によって違う
上記で記述問題の質と解説の充実度が重要だと解説しましたが、実は使うべき問題集や参考書は人によって異なります。
単に地方国公立大を目指すといっても、人によって受験する大学も現状の学力も異なりますよね。そのため、使うべき問題集も人によって大きく異なるのです。
従って効率的に成績を上げて志望校に合格するためには現在のあなたの学力と志望校を踏まえ、いつどのタイミングで何の参考書を使えばいいのかを決め、学習計画を立てる必要があります。
しかし自分で学習計画を立て、それを実行するのは難しいですよね。僕も受験生時代かなり苦労しました。
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地方国公立大対策の英語長文問題集・参考書
国公立対策に使うべき英語長文問題集は人によって異なるのでできれば学習相談会に参加して頂きたいですが、中には自分で問題集や参考書を選びたいという人もいますよね。
そんな人向けに以下で地方国公立対策におすすめの英語長文問題集を紹介していくのでぜひ参考にしてください。
国公立標準問題集 CanPass英語
地方国公立対策におすすめの英語長文問題集1つ目は「国公立標準問題集 CanPass英語」です。
「国公立標準問題集 CanPass英語」では、全ての問題が国公立大学の実際の過去問で構成されているので記述問題の質がかなり高いです。
また、通常の過去問題集よりも記述問題の解説がかなり詳しく書かれており、独学で勉強する場合でも自力で記述能力を上げることが可能です。
通常記述問題を解く際には誰かに添削してもらう必要があるのでいちいち手間がかかりますが、「国公立標準問題集 CanPass英語」は添削なしでも学習を進められるので受験生にとってかなりありがたいですね。
「国公立標準問題集 CanPass英語」はすでに英語の実力に自信があり、実践的な問題を解いていきたいという人におすすめです。
基礎英語長文問題精講
地方国公立対策におすすめの英語長文問題集2つ目は「基礎英語長文問題精講」です。
「基礎英語長文問題精講」は実際の大学入試の過去問が40題収録されている英語長文問題集です。
国公立大学の過去問のみ載せられている「国公立標準問題集 CanPass英語」とは異なり、国公立大学の過去問と私立大学の過去問の両方が載せられているのが大きな特徴です。
そのため、国公立大学と併願で私立大学も受験する予定の人におすすめの英語長文問題集です。
大学入試全レベル問題集英語長文6国公立レベル
地方国公立対策におすすめの英語長文問題集3つ目は「大学入試全レベル問題集英語長文6国公立レベル」です。
「大学入試全レベル問題集英語長文6国公立レベル」は、その名の通り国公立大形式の問題が収録されている英語長文問題集です。
上記で紹介した2つの英語長文問題集とは異なり実際の大学入試の過去問を使用しているわけではないので問題の質は若干劣ってしまいますが、入試頻出のテーマを扱っているので入試対策にはかなり役立ちます。
また、他の問題集と比べて若干解説が少ないのである程度英語が得意な人でないと取り組むことは難しいです。
従って、すでにいくつか英語長文問題集を終わらせており、過去問演習に入る前の肩慣らしをしたい人におすすめです。
毎年出る頻出英語長文
地方国公立対策におすすめの英語長文問題集4つ目は「毎年出る頻出英語長文」です。
「毎年出る頻出英語長文」は過去実際に出題された入試問題を使用しているので、問題の質が高いです。
ただし、「基礎英語長文問題精講」と同じく国公立大学の過去問と私立大学の過去問が両方収録されているので注意が必要です。
他の問題集とは異なり、難易度が徐々に上がっていくので問題集を解き始めた段階と解き終わった段階で自分の実力の伸び幅を感じやすいです。
また、解説がとても詳しく載っているので、疑問や分からないところを残さずに学習を進めることができます。
私立大学を併願予定の人で、少しずつ自分の実力を上げていきたい人におすすめの英語長文問題集です。
長文大学入試 英語長文プラス 記述式トレーニング問題集
地方国公立対策におすすめの英語長文問題集5つ目は「長文大学入試 英語長文プラス 記述式トレーニング問題集」です。
「長文大学入試 英語長文プラス 記述式トレーニング問題集」では実際の国公立大学の入試で出題された過去問を使用しており、上記で紹介してきた問題集同様問題の質が高いです。
国公立大学の過去問を使用している他の英語長文問題集との大きな違いは、設問のほとんどが国公立大学入試で頻出の下線部和訳問題と内容説明問題のみに絞られている点です。
この2種類の設問は難易度が高く、対策にかなりの時間を割く必要があるので、この2種類の設問を重点的に学習できるのは非常に魅力的です。
また、1つ1つの設問に対して詳細な採点基準が設定されているので、独学だとしても徹底的にこの2種類の設問対策をすることができます。
国公立大学志望の人で、記述問題が苦手な人におすすめの英語長文問題集です。
ここまで地方国公立大対策におすすめの英語長文問題集を紹介してきましたが、結局自分に1番合う参考書って判断しにくいですよね。
「受験勉強のエッセンス」が「メアライズアカデミー」と共同で行っている東大生への無料学習相談では、中高生向けに勉強法・学習計画の提案を行っています。
間違ったタイミングで間違った勉強をしてしまい、勉強の効率を悪くしてしまうといった事態を避けたい人はぜひご相談ください。
さらに英語長文問題集について知りたいという人は以下の記事を参考にしてください。
地方国公立大対策で英語長文問題集を解く際にしてほしいこと
地方国公立大対策のために英語長文問題集を解き進める場合、以下の2点を意識することで学習効果が大幅に上がります。
添削をしてもらう
地方国公立大対策で英語長文問題集を解き進める際にしてほしいこと1つ目は添削をしてもらうことです。
地方国公立大対策をする場合記述問題の対策は必ず必要ですよね。上記で紹介した英語長文問題集にも記述問題が含まれています。
問題を解いたら当然答え合わせをするわけですが、記述問題を自分で採点して自分で間違いを修正するのは実はかなり難易度が高く実際ほとんどの受験生ができていません。
間違った採点をして自分の解答の誤っている部分を正しいと勘違いしてしまうと、成績を伸ばすために必要な要素を正しく認識することができません。
しかし、英語に関して熟達している学校や塾の先生に添削をしてもらえば、自分の解答の誤っている部分を正しく認識できるので成績を伸ばすために必要な要素が分かり、効率的に成績を伸ばすことができます。
信頼できる先生を見つけて自分の記述問題の解答を添削してもらえるようになりましょう。
繰り返し解く
地方国公立大対策で英語長文問題集を解き進める際にしてほしいこと2つ目は繰り返し解くことです。
普段英語長文の問題を解く際1回解いただけで終わってませんか?実はそれ、とても勿体ないです。
英語長文問題を1度解いたらいくつか間違えた問題やよく読み取れなかった内容が必ずありますよね。そして解答集を見て正しい解答にたどり着くまでのプロセスを確認するはずです。
しかし、その解答にたどり着くまでのプロセスは1度問題を解いて答え合わせをしただけでは身に着けることができません。
何度も解いて解答までたどり着く正しいプロセスを身に着けることで、本当に英語長文の実力を上げることができるのです。
そのため、国公立大学志望かどうかに関わらず、英語長文の問題は繰り返し解くようにしましょう。
さらに詳しく英語長文問題集の進め方を知りたい人は以下の記事をご覧ください。