共通テスト対策におすすめの英語長文問題集を紹介

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ゆうすけ

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高1春偏差値40→高2秋偏差値80→早稲田大学政治経済学部経済学科入学→大2の4月「受験勉強のエッセンス」立ち上げ→月間5万PV

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この記事では共通テスト対策におすすめの英語長文問題集を紹介していきます。

共通テスト英語長文で高得点を取りたい人はこの記事を参考にしてください。

共通テスト対策の英語長文問題集の選び方

共通テスト対策のために英語長文問題集を選ぶ際は以下の2点を意識して選んで下さい。

共通テスト対策の英語長文問題集の選び方

選択問題が多いものを選ぶ

共通テスト対策のために英語長文問題集を選ぶ際はまず選択問題が多いかどうかを確認してください。

共通テスト英語の問題は全て選択問題で構成されているため、選択問題に対応できる実力を身に着ける必要があります。

記述問題をたくさん解いたとしても長文読解の実力は上がりますが、共通テスト対策には直結しません。

選択問題で構成されているかを確認してください。

現状の実力に合わせて選ぶ

また、現状の実力に合わせて選ぶことも意識してください。

例えば長文読解がかなり苦手なのにも関わらずいきなり実践問題集を使うと手も足も出ず非効率です。

まずは難易度が低い問題集を使用して長文読解の実力を上げる必要があります。

逆に長文読解が得意なのであれば最初から本番の問題に近いもので問題演習することで問題形式に慣れることができ、点数を伸ばすことができます。

共通テスト対策におすすめの英語長文問題集5選

共通テスト対策には以下の5つの問題集・参考書がおすすめです。

やっておきたい英語長文300

共通テスト対策におすすめの英語長文問題集1つ目は「やっておきたい英語長文300」です。

「やっておきたい英語長文300」は大手予備校である河合塾が出版している「やっておきたい英語長文」シリーズの最も難易度が低いものとなっています。

200~400単語程度の短い英語長文が扱われており、英語の長文読解が苦手な人でも取り組みやすい分量になっています。

1つ1つの英文の難易度も丁度共通テストや日東駒専レベルなので、共通テスト対策にぴったりです。

「やっておきたい英語長文300」には英語長文読解の問題が30題も掲載されており、他の問題集・参考書と比べて圧倒的に問題量が多いです。

とにかく量をこなして英語長文に慣れたい人におすすめの問題集です。

イチから鍛える英語長文300

共通テスト対策におすすめの英語長文問題集5つ目は「イチから鍛える英語長文300」です。

「イチから鍛える英語長文300」ではその名の通り300語程度の短めな英語長文が扱われており、「やっておきたい英語長文300」と同様に英語の長文読解が苦手な人でも取り組みやすいです。

また、英文の難易度も「やっておきたい英語長文300」と同様に共通テストや日東駒専レベルなので共通テスト対策に適しています。

他の問題集との大きな違いは過去の実際の入試問題から引用された文章が使われている点です。

そのため、問題を解き進めることで共通テストレベルの読解力が身に付くだけでなく入試頻出のテーマに慣れることができるので国公立の2次試験対策にも役立ちます。

国公立受験を検討している人におすすめの問題集です。

英語長文問題Solutionスタンダード

共通テスト対策におすすめの英語長文問題集2つ目は「英語長文問題Solutionスタンダード」です。

「英語長文問題Solutionスタンダード」では300~400単語程度の短い英語長文が扱われており、上記の2冊とと同様に英語の長文読解が苦手な人でも取り組みやすいです。

他の英語長文問題集・参考書との大きな違いはその解説の豊富さです。

設問1つ1つに丁寧な解説がなされていたり、全英文に文章構造の解説もされているのでかなり英語長文が苦手な人でもスムーズに問題を解き進めることができます。

英語長文に自信がなく、まずは着実に実力を伸ばしたいという人におすすめの問題集です。

英語長文ハイパートレーニングレベル2

共通テスト対策におすすめの英語長文問題集3つ目は「英語長文ハイパートレーニングレベル2」です。

「英語長文ハイパートレーニングレベル2」は上記で紹介した2冊よりも若干英文の難易度が高く、共通テストよりも少しだけ難しい内容の問題集です。

「英語長文問題Solutionスタンダード」と同じく解説がとても分かりやすく、全英文に文章構造の解説がなされているので英語長文を正しく読み解く能力がつきやすいです。

共通テストよりも少しだけ難易度が高い問題に慣れておきたい人におすすめの参考書です。

英語長文レベル別問題集4中級編

共通テスト対策におすすめの英語長文問題集4つ目は「英語長文レベル別問題集4中級編」です。

「英語長文レベル別問題集4中級編」は「英語長文ハイパートレーニングレベル2」とは反対に、共通テストの問題よりも若干難易度が低い内容となっています。

また、「英語長文問題Solutionスタンダード」や「英語長文ハイパートレーニングレベル2」と同じように全英文に解説がなされていてとても分かりやすいです。

共通テストよりは難易度が低いので、この問題集を使う場合は全問題を解き終わった後にもう一冊別の共通テストレベルの問題集で学習を進めるのがよいです。

まずは少し簡単めな問題で英語長文の実力を上げたいという人におすすめの問題集です。

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また、共通テスト対策以外でのおすすめな英語長文の問題集を知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

共通テストの英語長文対策・勉強法

共通テストの英語長文の勉強法は以下の手順になります。実は英語長文の問題集を使う必要はないんですよね。

英単語の暗記

共通テストの英語長文対策でまずするべきなのが、英単語の暗記です。

ただ共通テストの英語長文は時間制限が厳しいだけで長文自体は入試問題の中では比較的簡単なほうなので、あまり高いレベルの単語力は必要ありません。

共通テスト直前までに英単語帳1冊だけを完璧に暗記しておけば十分対応できます。

もしまだ英単語を全く覚えておらず、どの英単語帳を使えばいいか分からない場合は以下の記事を参考にしてください。

基礎英文法の学習

共通テストの英語長文対策で次にするべきなのが基礎英文法の学習です。

基礎英文法とは「過去形」「関係詞」「比較」のような単元ごとの学習テーマのことで、学校で最初に配られる分厚い参考書で勉強できます。

英文法に関しても、共通テストではあまり高いレベルの知識は必要ないので基礎英文法の学習だけで十分なんですよね。共通テストのことだけを考えるなら学校の参考書で十分です。

もしまだ基礎英文法を学習し終えてないならできる限り学習し終えましょう。

英語の多読

共通テストの英語長文対策で英単語と英文法の次にするべきなのが英語長文の多読です。

共通テストの英語長文はとにかく時間制限が厳しく、速読が求められます。

そのため、共通テストの英語長文で高得点をとるためにはいちいち英文を訳していては間に合いません。訳さずに理解できるようになる必要があります。

英文を訳さずに理解できるようになるためには英語長文の多読が必要になります。

できるだけ早く英語長文の多読をはじめ、英文を訳さずに理解できるようになりましょう。

共通テストとセンター試験の過去問を解く

いきなりですが、共通テストの英語長文対策に最もおすすめなのは以下のような共通テストの予想問題集や過去問を使用することです。

共通テストの英語長文はとにかく時間制限が厳しい上に問題の内容もかなり特徴的なので、共通テストの英語長文で高得点を取るためには共通テスト形式の問題に慣れることが最も重要です。

そのため、通常の問題集や参考書を使用して英語長文の実力を上げるよりも共通テストの予想問題集や過去問を解き、問題に慣れることが最優先なのです。

この記事では共通テスト対策におすすめの問題集を紹介していますが、この記事で紹介している問題集を使用するのは英語長文がかなり苦手で、共通テストの英語長文が全然理解できない人のみで十分です。

英語長文が苦手で、根本的に英語の実力を上げて共通テスト英語長文で高得点を取りたいという場合は以下の記事を参考にしてください。

また、根本的に英語長文読解の成績を上げたい人は以下の記事を参考にしてください。

共通テスト英語の概要

以下では共通テスト英語の概要について解説していきます。

設問・配点

共通テスト英語の設問と配点は以下のようになります。

大問設問配点
大問1書籍・Webサイトの内容読解10点
大問2施設案内文・記事の内容読解20点
大問3ブログ・雑誌の内容読解15点
大問4複数のブログ記事の内容読解16点
大問5伝記文の内容読解15点
大問6論理的文章の内容読解24点
共通テスト英語リーディングの設問内容と配点
大問設問配点
大問1短い発話の聞き取り10点
大問2短い対話の聞き取り20点
大問3短い対話の聞き取り15点
大問4モノローグの聞き取り16点
大問5講義の聞き取り15点
大問6長い会話の聞き取り24点
共通テスト英語リスニングの設問内容配点

リーディング、リスニング共に大問1から大問6にかけて徐々に難易度が高くなっていく構成となっています。

また、どちらも100点満点になっていますが受験する大学によって比率が変わります。

試験時間と時間配分

共通テスト英語の試験時間はリーディングが80分リスニングが30分となっています。

リスニングに関しては音声に従って解き進めるしかありませんが、リーディングは自分で時間配分を決めて解き進めることになります。

共通テスト英語リーディングの時間配分は以下のようにするのがおすすめです。

大問時間配分
大問17分
大問212分
大問310分
大問410分
大問512分
大問618分
予備時間11分
合計時間80分
共通テスト英語リーディング
おすすめ時間配分

とはいえ人によって長文読解の実力は異なるので、このおすすめ時間配分を参考にしながら少しずつ自分に合う時間配分を決めていきましょう。

さらに詳しく共通テスト英語リーディングの時間配分について知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

平均点

河合塾によると、共通テスト英語の平均点は以下のようになっています。

2022年2023年
共通テスト英語リーディング58.80点61.80点
共通テスト英語リスニング61.80点62.35点
共通テスト英語の平均点

共通テスト英語の平均点はリーディング・リスニング共におよそ60点ほどだと言えますね。

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