この記事では駿台ベネッセの共通テスト模試の情報を網羅しています。
これから進研模試の共通テスト模試を受験する予定の人やその対策をしたい人はぜひご覧ください。
駿台ベネッセの共通テスト模試とは
駿台ベネッセの共通テスト模試とは駿台予備校とベネッセが協力して行う最大の共通テスト模試です。
6月に行われるベネッセの共通テスト模試とは異なり、問題作成者に駿台予備校の有名講師たちが加わっているので模試の質がとても高いです。
また、10月に行われるベネッセ駿台記述模試とドッキング判定が行われ、共通テストの実力と二次試験の実力を加味した判定が出ます。
駿台ベネッセ共通テスト模試の日程は?
2023年の駿台ベネッセ共通テスト模試の日程は以下のようになっています。第二回は記述式なので省いています。
第一回駿台ベネッセ共通テスト模試の実施基準日:9月10日(受付期間:6月1日~9月1日)
第三回駿台ベネッセ共通テスト模試の実施基準日:10月29日(受付期間8月14日~10月20日)
第一回と第三回の間に1か月ほどしか空きが無いので第二回でいい結果を残すにはすぐに対策をしなければなりません。
駿台ベネッセ共通テスト模試の難易度は?
駿台ベネッセ共通テスト模試の難易度は他の共通テスト模試と比べて最も簡単です。
各有名共通テスト模試を難易度順に表すと東進共通テスト模試>駿台共通テスト模試>全統共通テスト模試>駿台ベネッセ共通テスト模試という順番になります。
また、共通テスト本番と難易度を比べると駿台ベネッセ共通テスト模試のほうが難易度は高くなります。
まとめると東進共通テスト模試>駿台共通テスト模試>全統共通テスト模試>駿台ベネッセ共通テスト模試>共通テスト本番という順番になります。
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駿台ベネッセ共通テスト模試の受験者数は?
駿台ベネッセ共通テスト模試の受験者数は約30万人で、共通テスト模試の中で群を抜いています。
ちなみに他の共通テスト模試の受験者数は以下のようになっています。
- 全統共通テスト模試の受験者数:約20万人
- 駿台共通テスト模試の受験者数:約10万人
- 東進共通テスト模試の受験者数:約5万人
駿台ベネッセ共通テスト模試の受験者数が圧倒的であることが分かりますね。
共通テストの受験者数が約50万人なのでその3/5の人数が受験していることになります。
駿台ベネッセ共通テスト模試の平均点は?
駿台ベネッセ共通テスト模試の合計点の平均点は約500点です。一方で共通テスト本番の平均点は約550点です。
駿台ベネッセ共通テスト模試の各教科の平均点は大体以下のようになります。
- 国語の平均点:約110点/200点
- 数学の平均点:約90点/200点
- 英語リーディングの平均点:約55点/100点
- 英語リスニングの平均点:約50点/100点
- 理科(生物・化学・物理)の平均点:約50点/100点
- 社会(日本史B、世界史B、地理B、倫理政経)の平均点:約50点/100点
- 理科基礎科目(生物基礎、化学基礎、地学基礎、物理基礎)の平均点:約20点/50点
駿台ベネッセ共通テスト模試ではどの教科の平均点も4割~5割ほどになります。
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駿台ベネッセ共通テスト模試の出題範囲は?
駿台ベネッセ共通テスト模試は第一回と第三回で範囲が異なるので要確認です。ここも第二回は記述式なので省いています。
第一回駿台ベネッセ共通テスト模試の出題範囲
- 国語の出題範囲:全範囲
- 数学の出題範囲:全範囲
- 英語の出題範囲:全範囲
- 物理の出題範囲:物理基礎、力学、熱力学、波動、電磁気(コンデンサー・電気回路まで)
- 化学の出題範囲:化学基礎、物質の状態、化学反応とエネルギー、電池・電気分解、化学平衡、無機物質、有機化合物
- 生物の出題範囲:生物基礎、生命現象と物質、生殖と発生、生物の環境応答
- 地学の出題範囲:地学基礎、地球の概観、地球の活動と歴史、地球の大気と海洋
- 世界史Bの主題範囲:古代~近代(帝国主義時代まで)または中世~近代または近代~現代史
- 日本史Bの出題範囲:原始・古代~近世の政治・社会・文化または元禄期~19世紀半ばまでの政治・社会・文化または元禄期~明治末の政治・社会・文化または幕末~現代の政治・社会・文化
- 地理Bの出題範囲:全範囲
- 公民(現代社会、倫理、政経、倫理政経)の出題範囲:全範囲
- 理科基礎(生物基礎・化学基礎・物理基礎・地学基礎)の出題範囲:全範囲
国語・数学・英語・公民・地理B・理科基礎の出題範囲は全範囲です。その他の教科は出題されない範囲もあるので要注意です。
特に日本史Bと世界史Bは各学校の学習の進み具合に応じて出題範囲が数種類用意されているので自分が一番解きやすい出題範囲の問題を解きましょう。
第三回駿台ベネッセ共通テスト模試の出題範囲
- 国語の出題範囲:全範囲
- 数学の出題範囲:全範囲
- 英語の出題範囲:全範囲
- 物理の出題範囲:物理基礎、力学、熱力学、波動、電磁気、原子(電子と光まで)
- 化学の出題範囲:化学基礎、物質の状態、化学反応とエネルギー、電池・電気分解、化学平衡、無機物質、有機化合物、合成高分子化合物、天然高分子化合物
- 生物の出題範囲:生物基礎、生命現象と物質、生殖と発生、生物の環境応答、生態と環境(生態系を除く)、生物の進化と系統(生物の系統を除く)
- 地学の出題範囲:地学基礎、地球の概観、地球の活動と歴史、地球の大気と海洋、宇宙の構造(恒星と銀河系まで)
- 世界史Bの主題範囲:全範囲
- 日本史Bの出題範囲:全範囲
- 地理Bの出題範囲:全範囲
- 公民(現代社会、倫理、政経、倫理政経)の出題範囲:全範囲
- 理科基礎(生物基礎・化学基礎・物理基礎・地学基礎)の出題範囲:全範囲
第三回駿台ベネッセ共通テスト模試では理科科目以外の教科では全範囲が出題範囲となります。
駿台ベネッセ共通テスト模試の判定の正確性は?
駿台ベネッセ共通テスト模試の志望校判定はかなり正確です。
そもそも受ける大学によって問題が大きく異なる記述模試に比べて、共通テスト模試は本番の試験と同じ形態で問題が出題されるので志望校判定が正確になりやすいです。
その中でも駿台ベネッセ共通テスト模試は共通テスト模試の中で受験者数が最も多いので集まるデータが多く、志望校判定の精度は高くなります。
共通テスト本番を受験した後に出る志望校判定が駿台ベネッセ共通テスト模試の時点での志望校判定と変わらない場合がほとんどです。
駿台ベネッセ共通テスト模試の対策は?
駿台ベネッセ共通テスト模試で高得点・高偏差値をとれればたいていの場合共通テスト本番でも高得点・高偏差値をとることができます。
そのため駿台ベネッセ共通テスト模試で高得点をとることはとても大切です。
駿台ベネッセ共通テスト模試は共通テストの模試なのですから共通テストの対策をするのが一番いいです。
以下で共通テストの各教科の勉強法を載せておきますのでぜひご覧ください。
また、進研模試で高得点を取りたいのであれば「東大生への無料学習相談会」がおすすめです。
「受験勉強のエッセンス」が「メアライズアカデミー」と共同で行っている東大生への無料学習相談会では、中高生向けに勉強法・学習計画の提案を行っています。
間違ったタイミングで間違った勉強をしてしまい、勉強の効率を悪くしてしまうといった事態を避けたい人はぜひご相談ください。
駿台ベネッセ共通テスト模試を受験した後にするべきこと
第一回・第二回駿台ベネッセ共通テスト模試を受験したら自己採点をしてすぐに自分の弱点を洗い出しましょう。
11月中は2次試験の対策中心で構いませんが、12月になったらすぐに共通テスト対策に切り替えましょう。
駿台ベネッセ共通テスト模試の結果をもとに12月は「共通テストの勉強9割・2次試験の勉強1割」という形で勉強するのが最適です。
特に国語・数学・英語はできるだけ毎日共通テスト形式の問題を解き、問題を素早く正確に解くのに慣れる練習をおすすめします。
共通テスト模試はどれを受けるべき?
共通テスト模試は駿台ベネッセ共通テスト模試以外にもたくさんあるため、どれを受ければいいか迷いますよね。
結論からいうと共通テスト模試で受けるべきなのは駿台ベネッセ共通テスト模試・駿台共通テスト模試・全統共通テスト模試の三つです。
上記の模試は問題の質・志望校判定の精度がかなりいいので受けておくべきです。
他にも6月に行われるベネッセ共通テスト模試や東進共通テスト模試もありますがこれらの受験は必須ではありません。
共通テストの対策は基本的に直前の数か月で行うものなので6月に行われるベネッセ共通テスト模試は受けなくてもいいです。
東進共通テスト模試は受けても損はしませんが問題の質と志望校判定の精度が他の模試に劣ります。
従って受験するべき共通テスト模試は駿台ベネッセ共通テスト模試・駿台共通テスト模試・全統共通テスト模試の三つです!
まとめ
駿台ベネッセ共通テスト模試はたった二回しか行われませんがそのかわりかなり質の高い模試です。
もし受験するのであれば本番の共通テストを意識して勉強に取り組みましょう。
ここまで読んで頂きありがとうございました!