この記事では早稲田政経に現役合格した経験をもとに早稲田政経の共通テスト利用入試の難易度や合格基準、合格するための方法を紹介していきます。
早稲田政経の共通テスト利用入試を検討している人はぜひご覧ください。
早稲田政経共通テスト利用の難易度
早稲田政経の共通テスト利用入試の難易度は共通テスト利用入試の中で最も高いです。
早稲田大学と肩を並べる慶應義塾大学の共通テスト利用入試(センター利用入試)が2012年に廃止されたことが理由で、大学別の共通テスト利用入試の難易度は早稲田大学の共通テスト利用入試が最も高くなっています。
その早稲田大学の中でも最も共通テスト利用入試の難易度が高いのが早稲田政経の共通テスト利用入試です。
「受験勉強のエッセンス」が「メアライズアカデミー」と共同で行っている東大生への無料学習相談会では、中高生向けに勉強法・学習計画の提案を行っています。
間違ったタイミングで間違った勉強をしてしまい、勉強の効率を悪くしてしまうといった事態を避けたい人はぜひご相談ください。
早稲田政経共通テスト利用は何割必要?
早稲田政経の共通テスト利用入試が最難関と知ったら気になるのは実際どのくらいの点数をとれば受かるのかですよね。
以下で必要科目や合格最低点について詳しく解説するので読んでみてください。
早稲田政経の共通テスト利用は9割とれば確実
早稲田政経の共通テスト利用では9割とれば確実に合格できます。
センター試験が共通テストに変更されるまでは早稲田政経に合格するためには9割以上の得点が必要でした。
しかし共通テストに変更されてからは合格最低点が9割以下に落ち、共通テストで9割とれば確実に合格できる状況になっています。
早稲田政経合格のため、共通テストで9割とりたい人は以下の記事を読んでください。
早稲田政経の共通テスト利用の合格最低点(ボーダー)は?
早稲田政経の共通テスト利用入試の合格最低点の推移は以下のようになっています。
年度 | 学科 | 合格最低点(ボーダー) |
2021年度 | 政治学科 | 90% |
経済学科 | 90% | |
国際政治経済学科 | 90% | |
2022年度 | 政治学科 | 85% |
経済学科 | 85% | |
国際政治経済学科 | 85% |
このように共通テストが導入された2021年度も2022年度も早稲田政経の共通テスト利用入試の合格最低点は9割以下です。
また、2022年度の入試から共通テスト自体の難易度が上がったことから今後早稲田政経の共通テスト利用入試の合格最低点(ボーダー)は9割を下回り続けると予想できます。
ただし共通テストの難易度も上がっているので実質的な難易度は昔と変わりません。
確実に合格するには共通テスト入試よりも難易度の低い一般入試がおすすめです。
早稲田政経の共通テスト利用の必要科目は?
早稲田政経の共通テスト利用入試で必要な科目は5教科7科目800点満点で合否を決められます。
必要科目 | 得点 |
国語 | 200点満点 |
数学(数学ⅠA、数学ⅡB) | 200点満点 |
理科(生物・化学・物理・地学から1科目または生物基礎・化学基礎・物理基礎・地学基礎から2科目) | 100点満点 |
外国語(英語のみ) | 100点満点(200点を100点に換算) |
地歴公民(地理B、日本史B、世界史B、現代社会、倫理、政経、倫理政経から1科目) | 200点満点 |
英語が200点満点を100点満点に換算されて合計点を出されるところが要注意です。
英語が得意な人には多少不利な入試形態となっています。
早稲田政経の共通テスト利用は何人受かる?
早稲田政経の共通テスト利用は定員と合格者数が異なります。
年度 | 学科 | 定員 | 合格者数 | 志願者数 |
2021年度 | 政治学科 | 15人 | 104人 | 382人 |
経済学科 | 25人 | 418人 | 1478人 | |
国際政治経済学科 | 10人 | 113人 | 314人 | |
合計 | 50人 | 635人 | 2174人 | |
2022年度 | 政治学科 | 15人 | 85人 | 297人 |
経済学科 | 25人 | 466人 | 1365人 | |
国際政治経済学科 | 10人 | 89人 | 309人 | |
合計 | 50人 | 640人 | 1971人 |
早稲田政経の共通テスト利用入試は定員は50人ですが実際に合格する人数は640人ほどです。
早稲田政経の共通テスト利用入試に志願する人の多くは東大や京大などの最難関大学志望者ばかりです。
彼らは東大や京大に合格すると早稲田政経ではなくそちらの大学に行ってしまうので実際に入学する人数は合格者数よりかなり少なくなってしまいます。
そこで定員が埋まるように早稲田政経は多めに合格者を出すのです。
ただし早稲田政経の共通テスト利用は難易度が高いことに変わりはないので、早稲田政経に確実に合格したいのであれば「東大生への無料学習相談会」がおすすめです。
「受験勉強のエッセンス」が「メアライズアカデミー」と共同で行っている東大生への無料学習相談会では、中高生向けに勉強法・学習計画の提案を行っています。
間違ったタイミングで間違った勉強をしてしまい、勉強の効率を悪くしてしまうといった事態を避けたい人はぜひご相談ください。
早稲田政経の共通テスト利用で合格する人は?
先ほども少し触れましたが早稲田政経の共通テスト利用入試で合格する人はほとんどが東大や京大などの難関国立大学志望者です。
難関国立大志望者の中でも特に東大や京大に余裕をもって合格できる人が早稲田政経の共通テスト利用入試でも合格することができます。
なぜなら早稲田政経の共通テスト利用入試で合格するためには9割近くの点数が必要なのに対し、東大受験者の共通テストの平均点は8割ほどだからです。
東大や京大以外の国立大志望者や私立大志望者が早稲田政経の共通テスト利用で合格することは非常に困難です。
早稲田政経は一般入試のほうが合格しやすい!
早稲田政経に共通テスト利用入試で合格するのはかなり難しいことがお分かりいただけたと思います。
早稲田政経に合格するのためには一般入試のほうが難易度は低いです。早稲田政経に確実に合格するためには一般入試で受験することをおすすめします。
早稲田政経の一般入試では共通テスト100点満点と学部独自試験の100点満点の合計200点満点で合否が決定されます。
学部独自試験は現代文と英語の長文読解、英作文の総合問題で、きちんとした対策を行えば合格点を狙えます。
早稲田政経に一般入試で合格したい人は以下の記事を読んでみてください。