今回は共通テスト地理で9割超え・満点を狙うための勉強法を紹介します。
共通テスト地理は日本史・世界史・倫理政経等とは違って思考力が大きく求められる教科です。
共通テスト地理に必要な知識を蓄えながら同時に共通テスト地理に役立つ思考力を手に入れる勉強法を紹介していきますのでぜひ最後までご覧ください。
共通テスト地理の概要
共通テスト地理は制限時間60分、大問5つで構成されています。
大問1:自然環境と自然災害
大問2:産業分野
大問3:村落・都市と人口
大問4:地誌
大問5:地域調査
二種類の勉強
共通テスト地理は地理の知識を頭に入れていく勉強と共通テスト地理に特化した対策を同時に行わなければなりません。
なぜなら地理の知識を蓄えた後に共通テストに特化した勉強をしていては共通テスト地理に必要な思考力を養うことが間に合わないからです。
思考力を養うのに最低でも半年は必要です。
①地理の知識を学習していく勉強
地理の知識の学習は単純に参考書を進める、または学校や塾の授業に沿って勉強していくしかありません。
共通テスト地理は特別詳しい知識は要求されませんが満遍なく出題されるうえ、知識同士の関連性が高いので偏ることなく全範囲を勉強しなければなりません。
知識同士の関連性が高いので新しい知識を勉強する時は「どういった理由でそうなるのか」という因果関係をそれまでに得た知識を基に考える、または学習しておきましょう。
それにより知識を忘れにくく、さらには共通テスト本番で知識を思い出しやすくなります。
また、共通テスト地理では地図問題やデータ問題が出やすいので国名・都市名・地域名、データ等は意識して覚えるようにしましょう。
②共通テスト地理に特化した対策
共通テスト地理の対策を行う上で知識の暗記と同時並行で進めなければならないのが共通テスト特化対策です。
共通テスト特化対策とは簡単に言うと共通テスト・センター試験の過去問&共通テスト予想問題を大量に解くことです。
そうすることにより以下の効果が得られます。
- 共通テスト地理で必要な思考力が鍛えられる
- 共通テスト地理でどういった知識が要求されるかを感覚で知り、知識の学習を効率よく進められる
- 共通テスト地理で必要な知識の予習・復習ができる
共通テストの過去問は言うまでもなく上記の効果があります。
センター試験の過去問は共通テストと類似しているので共通テストの過去問と同様に上記の効果があります。
共通テストの予想問題は各出版社または予備校がこれまでのセンター試験や共通テストを分析して作った問題なので上記の効果に加えて共通テスト地理に出やすい知識を知ることができます。
地理の知識の学習と共に共通テスト・センター試験の過去問&共通テスト予想問題を解き進めていきましょう。
また、一度解いただけで終わるのではなく、間違った問題の確認・復習・解き直しも定期的に行いましょう。
③地域調査の練習
共通テスト地理を勉強していく際に見落としがちなのが地域調査の勉強です。
センター試験から変わらず毎年出題される地図を読み取る問題です。
共通テスト地理で最も実際に問題を解く練習をしなければならないのがこの地域調査の問題です。
なぜなら地域調査の分野は図やグラフの読み取りといった問題がメインで、実際の練習による勉強でしか上達しないので、知識だけでは絶対に解くことができず、問題への慣れが大きく点数を左右するからです。
したがって地域調査の問題演習は他の分野の問題演習と同様に意識して手を抜かずに問題演習をしていきましょう。
まとめ
今回は共通テスト地理で9割越えを狙うための勉強法を紹介しました。
共通テスト地理は低い点数になりにくい一方で高得点を狙いにくい教科です。
しかし、知識の学習・問題演習をきちんとした方法に則って行えば満点も狙えます。
ここまで読んで頂きありがとうございました!