この記事では共通テストの休み時間や空き時間では何をしてすごしていればいいのかを紹介します。
共通テストの休み時間や空き時間は他試験の休み時間と比べてかなり長く、何をしたらいいか困りますよね。
共通テスト本番の空き時間や休み時間で困りたくない方はぜひこの記事を参考にして下さい。
共通テストの休み時間・空き時間の長さ
冒頭で述べたように共通テストはとにかく空き時間または休み時間が長いです。
共通テストは以下のスケジュールで行われます。
共通テスト一日目 | 科目 | 試験時間 |
地歴公民(世界史A、世界史B、日本史A、日本史B、地理A、地理B、現代社会、倫理、政治・経済、倫理・政治・経済) | 一科目受検:10:40~11:40二科目受検:9:30~11:40 | |
国語 | 13:00~14:20 | |
英語、フランス語、ドイツ語、中国語、韓国語 | 筆記:15:10~16:30 リスニング(英語のみ):17:10~18:10 |
共通テスト二日目 | 科目 | 試験時間 |
理科①(物理基礎、化学基礎、生物基礎、地学基礎) | 9:30~10:30 | |
数学①(数学Ⅰ、数学Ⅰ・A) | 11:20~12:30 | |
数学②(数学Ⅱ、数学Ⅱ・B、簿記・会計、情報関係基礎) | 13:50~14:50 | |
理科②(物理、化学、生物、地学) | 一科目受検:16:50~17:50 二科目受検:15:40~17:50 |
国立理系志望者の休み時間・空き時間の長さ
多くの国立理系志望者の受験科目は地歴公民一科目、国語、英語、数学①、数学②、理科②二科目と想定されます。従って国立理系志望者の空き時間・休み時間は以下のようになります。
- 地歴公民と国語の間の1時間20分(一日目)
- 国語と外国語の間の50分(一日目)
- 英語リーディングとリスニングの間の40分(一日目)
- 数学①と数学②の間の1時間20分(二日目)
- 数学②と理科②の50分(二日目)
国立理系志望者は共通テスト一日目も二日目も1時間20分の休み時間と50分の休み時間が一回ずつあります。一日目はそれに加えて英語リーディングとリスニングの間に40分の空き時間があります。
国立文系志望者の休み時間・空き時間の長さ
多くの国立文系志望者の受験科目は地歴公民二科目、国語、英語、理科①、数学①、数学②と想定されます。従って国立文系志望者の空き時間・休み時間は以下のようになります。
- 地歴公民と国語の間の1時間20分(一日目)
- 国語と外国語の間の50分(一日目)
- 英語リーディングとリスニングの間の40分(一日目)
- 理科①と数学①の間の50分(二日目)
- 数学①と数学②の1時間20分(二日目)
国立文系志望者も共通テスト一日目も二日目も1時間20分の休み時間と50分の休み時間が一回ずつあります。一日目はそれに加えて英語リーディングとリスニングの間に40分の空き時間があります。
私立理系志望者の休み時間・空き時間の長さ
多くの私立理系志望者の受験科目は英語、数学①、数学②、理科②一科目と想定されます。従って私立理系志望者の空き時間・休み時間は以下のようになります。
- 英語リーディングとリスニングの間の40分(一日目)
- 数学①と数学②の間の1時間20分(二日目)
- 数学②と理科②の間の2時間(二日目)
私立理系志望者は一日目の空き時間や休み時間が一回だけのかわりに、二日目の休み時間がかなり多いです。
私立文系志望者の休み時間・空き時間の長さ
多くの私立文系志望者の受験科目は地歴公民一科目、国語、英語と想定されます。従って私立文系志望さyの空き時間・休み時間は以下のようになります。
- 地歴公民と国語の間の1時間20分
- 国語と英語リーディングの間の50分
- 英語リーディングとリスニングの間の40分
私立文系志望者は二日目の受験が無い一方で3回に渡って空き時間・休み時間があります。
共通テストの休み時間・空き時間にするべきこと
以上で共通テストの休み時間と空き時間がどれほど長いかお分かりいただけたかと思います。
以下では共通テストの休み時間・空き時間でするべきことを紹介します。
- 単語帳や参考書を読む
- 休憩をとる
- 昼食・軽食をとる
- 気分転換をする
①次の教科の対策をする
共通テストの休憩時間は他の試験と比べてとてつもなく長いので勉強をするのに十分な時間があります。
あらかじめ単語帳や参考書、授業プリントなどを持って行っておいて休み時間に不安なところを解消したり、少しでも暗記量を増やすとよいでしょう。
直前の対策によって各教科の点数が数点上がることも容易に考えられます。全教科数点上がれば30点近く上がる場合もあるので直前の勉強は疎かにしてはいけません。
また単語帳や参考書を読むだけではなく、英語のリスニング科目直前の休み時間にリスニング音声を聞くことも共通テスト対策になるのでおすすめです。
②休憩を取る
共通テストの空き時間・休み時間ではきちんと休憩をとることも次の教科で点数をとるためには大事です。
次の教科でいい点数をとるためにできる限りの勉強をするのはとてもいいことです。しかしそれで頭を使いすぎてしまうと今度は試験中の集中力が落ちてしまいます。
休み時間が終わった後の次の教科で高得点を狙うにはきちんと休息をとることも重要です。
③昼食・軽食を取る
共通テストでは緊張も相まって普段以上に疲れるのでエネルギーの補給は欠かせません。
一日目と二日目両方にある1時間20分の休み時間では昼食前提に長めな休み時間が用意されています。午後に備えてきちんと栄養補給しましょう。
その他の休み時間・空き時間でも小腹が空いて集中できそうにない場合には軽食を食べるとよいです。
④気分転換をする
共通テストという大事な試験だからといって常に共通テストのことだけを考えていると疲労がたまりやすくなります。
休み時間であれば友達と話そうが試験教室の外に行こうが自由ですので自分なりのやり方で気分転換をして頭をリフレッシュさせましょう。
試験教室の中で休み時間でもただただ共通テストのことだけを考え続けるのは次の科目の集中力に響きます。
共通テストの休み時間・空き時間の注意点
共通テストの休み時間・空き時間ではするべきことがある一方でいくつかのやってはいけないことや注意点もあります。以下ではそれを紹介していきます。
- 水分の摂りすぎに注意
- 座り続けない
- 周りと話しすぎない
- 前の教科のことは考えない
①水分の摂りすぎに注意
休み時間・空き時間で水分を摂りすぎてしまうと、試験時間中にトイレに行きたくなってしまう可能性があります。
共通テストでは休み時間が長い分、何度も水分補給をしてしまいがちです。そうなると当然尿意もきやすくなります。
次の科目が始まる直前にトイレに行けば問題ないと思われるかもしれませんが、尿意がくるのは水分補給を行った数十分後なので試験が始まる直前にに水分補給をすると試験時間中に尿意がきてしまいます。
そういった事態を避ける為に水分補給は試験が始まる30分前までにしておき、試験が始まる前には必ずトイレに行っておきましょう。
②座り続けない
長時間椅子に座り続けることは血行を悪くし、脳の回転を遅くしてしまいます。
試験時間中はどうしようもありませんが休み時間には数分でもいいので立ち上がるようにしましょう。
そうすることによって試験中悪くなりかけてた血行をもとにもどすことができるので集中力の減退を防げます。
③周りと話し続けない
休み時間に友人と話すことは気分転換になり、集中力を保つのには適しています。
しかし休み時間に話し過ぎてしまうとどうしても友達がどれくらい解けたのか気になってしまい不安が生まれてしまいます。
試験中は平常心を保ち、集中することが大切なので余計な会話は控えましょう。
④前の教科のことは考えない
共通テストに限らず、どの試験であろうと休み時間中は次の教科のことだけを考えましょう。
前の教科の出来具合が気になるのは分かりますが、いくら考えても点数は変わりません。
前の教科のことを考えることは自分の不安をあおり、次の教科への集中力をそぐことにしかならないので絶対にやめましょう。
共通テストの休み時間・空き時間でスマホを使うのは?
多くの受験生が共通テストの休み時間・空き時間でスマホを使ってもいいのか疑問に感じる人が多いです。結論としては「使ってもいいがおすすめできない」となります。
共通テストの規則上スマホを使ってはいけないのは試験中だけなので休み時間にいくら使おうが罰せられることはありません。
しかしスマホを使うと勉強とは関係ない情報が入ってきて、脳が勉強モードから切り替わってしまいます。
親御さんとの連絡等、どうしても必要な場合を除いてできるだけスマホの使用は控えましょう。
まとめ
共通テストの休み時間はかなり長い分やれることが多いです。
せっかくある長い休み時間をフル活用して一個一個の教科で高得点を目指しましょう。
ここまで読んで頂きありがとうございました!