この記事では駿台模試数学の難易度や平均点、対策方法について紹介していきます。
駿台模試を受験する予定がある人や駿台模試数学で高偏差値をとりたいという人はぜひ参考にしてください。
駿台模試数学は難しい?レベル・難易度を解説
結論から言うと、駿台模試数学は旧帝大・早慶レベルなのでかなり難易度が高いです。
東大模試や京大模試などの大学別模試を除いた全国模試の中では最も難易度が高く、他の有名全国模試と難易度を比較すると、駿台模試>東進模試>全統模試>進研模試という順番になります。
出題される問題が旧帝大・早慶レベルのものばかりですし時間制限もかなり厳しいので、ほとんどの人が難しく感じます。
また、受検者層のレベルもかなり高く東大・京大・医学部志望者も多く受験しています。
駿台模試数学のレベル・難易度についてさらに詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。
「受験勉強のエッセンス」が「メアライズアカデミー」と共同で行っている東大生への学習相談会では、中高生向けに勉強法・学習計画の提案を行っています。
間違ったタイミングで間違った勉強をしてしまい、勉強の効率を悪くしてしまうといった事態を避けたい人はぜひご相談ください。
駿台模試数学の平均点と偏差値
駿台模試数学の平均点は大体70~80点ほどで、85点を超える場合もあります。4割ほど得点できれば平均点には到達できます。
先ほども触れましたが駿台模試数学は問題の難易度が高い一方で受験者層のレベルも高いため、他の模試と同じくらいの平均点になるんです。
また、点数と偏差値の相関は以下のようになります。参考にしてください。
駿台模試数学の過去問入手方法
駿台模試数学の過去問入手方法は以下の3つが考えられます。
駿台模試の過去問はネット上で公開されておらず、公式な販売もされておりません。
しかし、学校の先生や先輩であれば過去問を持っている可能性がありますしメルカリであれば確実に入手できます。
どうしても駿台模試数学の過去問を入手したい人は上記の方法を試してください。
また、大まかな出題内容や時間制限などであれば以下で紹介していきますのでぜひ参考にしてください。
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駿台模試数学の時間制限と構成
駿台模試数学の時間制限は120分間で、文系は数ⅠA・数ⅡBを受験して、理系は数ⅠA・数ⅡBに加えて数Ⅲを受験するかどうか選ぶことになります。
どの形式で受験したとしても基本的には4つの大問で構成されていて、大問1が小問集合で大問2~4が記述問題となっています。
記述問題の難易度がかなり高いため、できる限り早く大問1を終わらせて大問2を解き始めるように意識してください。
20分以内に大問1を終わらせられると理想的です。
駿台模試数学で高偏差値をとる勉強法
上記で紹介してきた駿台模試数学で高偏差値をとるために実践してほしい勉強法を紹介していきます。
記述問題に慣れておく
駿台模試数学で高偏差値をとるためには、まず記述問題に慣れてください。
駿台模試数学では記述問題の配点がかなり高いため、答えだけ出す能力だけでなく答えに行きつくまでの過程を正しく書ける能力も必要になります。
記述問題を中心に勉強するのはもちろん、答えさえ合ってればいいという感覚で勉強するのではなく記述の書き方まで正しく書けるようになることを意識して勉強してください。
具体的には問題を解いた後正しい解答を確認する際、正しい解答と同じ記述形式で書けているかどうかを確認するようにしてください。
もし解答にはあって自分の答案にはない要素があった場合は再度その問題を解き直し、同じように記述できるまで復習し続けてください。
時間制限を短くして問題演習する
駿台模試数学で高偏差値をとるためには、次に時間制限を短くして問題演習してください。
駿台模試数学は問題の難易度がかなり高いため、時間内に全問解ききれない人が多いです。
しかし、解ききることができなかったとしても模試では何らかの答えを出しておくことが大切です。
何らかの答えを出しておけば部分点で点数がもらえる場合が多いからです。
制限時間内に何らかの答えを出す訓練をしておきましょう。
駿台模試数学で高偏差値をとる解き方のコツ
駿台模試数学で高偏差値をとりたいのであれば、以下の点を意識して問題を解き進めてください。
計算ミスを確認する
駿台模試数学で高偏差値をとる解き方のコツ1つ目は、計算ミスを確認することです。
駿台模試数学では大問1で答えだけでいい問題がいくつか出題されるのですが、他の問題と比べて簡単なので受験生にとっては大きな得点源になります。
逆に言えばこ大問1の問題をいくつも間違えてしまうと他の受験生に大きく差を付けられてしまいます。
もちろん全ての問題に正解するのは難しいかもしれませんが、解き方が分かる問題は何度も計算ミスを確認して確実に得点しておきましょう。
できる限り解答を埋める
駿台模試数学で高偏差値をとる解き方のコツ2つ目はできる限り解答を埋めることです。
駿台模試数学では大問2以降記述問題が出題されますが、かなり難易度が高いのでほとんどの問題が解ききれずに終わる人が多いです。
解くことができない問題がある際は満点回答は狙えないかもしれませんが、できる限り解答を埋めておくことで部分点を貰える可能性があります。
駿台模試に限らず、どの模試でも数点の差で大きく成績が変わるので細かい点数も狙っていきましょう。
問題を行き来しない
駿台模試数学で高偏差値をとる解き方のコツ3つ目は問題を行き来しないことです。
駿台模試数学の問題は難易度が高いため、解けないと感じて次の問題に進む場合が多いです。
次の問題に進むのは問題ないのですが、進んだ先の問題も解けないと感じてもう一度もとの問題に戻ってしまう人がいます。
そのように何度も様々な問題を行き来していると、それぞれの問題でせっかく生まれていた思考を忘れてしまいまた1から考え直すことになりがちです。
そうなると逆に非効率な解き方になってしまうため、できるだけ問題間の行き来は少なくしましょう。
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間違ったタイミングで間違った勉強をしてしまい、勉強の効率を悪くしてしまうといった事態を避けたい人はぜひご相談ください。