進研模試や全統模試と並んで多くの大学受験生が受験する駿台模試ですが、実際のレベルはどの程度のものなのでしょうか?
駿台模試は進研模試や全統模試と異なり、受験しようかどうか悩む人が多いです。
そういった方に向けて駿台模試の実態・受験者層・問題難易度・受験をおすすめする人等について詳しくお話していきますのでぜひ最後までご覧ください。
駿台予備校について
駿台模試を作っているのが河合塾や東進予備校と並び、三大予備校と称される駿台予備校です。
他の予備校と比べて難関大志望者が多く、難関国立大・難関私立大・医学部・理系の対策に強いです。
志望校に合わせて細かいクラス分けがされており、自分の志望校対対策に最も適した対策を行うことができます。
さらに授業時間が50分と短いので長時間集中して人の話を聞くのが苦手な方にはおすすめです。
河合塾や東進予備校と同じく集団授業なのですが授業後の個別の学習サポートを徹底しており、授業中に分からなかったことや理解できなかったことを理解しきるまで丁寧に解説してくれます。
さらに生徒別の個別相談も実施しており、入試に関するどんな相談も受け入れ、合格までサポートします。
駿台模試の難易度
駿台模試は東大模試や京大模試などの大学別模試を抜いた全国模試の中では一番の難易度です。
Benesseの進研模試、河合塾の全統模試、代々木ゼミナールの代ゼミ模試、東進予備校の東進模試等のどの全国模試と比べても問題の難易度は圧倒的に高いです。
基礎問題はほとんどなく、ほとんど全ての問題が難問で構成されており、時間が足りない・いくら悩んでも答えが分からないなんてことは簡単に起こります。
普段から難関大の過去問などの難問を解いていないと、かなり解くのが厳しい内容となっています。
また、駿台予備校の講師陣が作成していることにより問題の難易度が高い一方で非常に問題の質が高いです。
「受験勉強のエッセンス」が「メアライズアカデミー」と共同で行っている東大生への無料学習相談では、中高生向けに勉強法・学習計画の提案を行っています。
間違ったタイミングで間違った勉強をしてしまい、勉強の効率を悪くしてしまうといった事態を避けたい人はぜひご相談ください。
駿台模試の受験者層
駿台予備校自体が「難関国公私立大学や医学部医学科対策のためのハイレベル記述・論述模試」と明言しているように駿台模試は旧帝大や一橋大、東工大、早慶などの難関大学を目指す人向けの試験となっています。
それに従って受験者層も旧帝大や早慶、医学部を目指すような非常に高レベルな生徒が集まっています。
東大・京大・医学部を何十人も輩出するような進学校であれば駿台模試を学校単位で受ける学校もありますし、東大・京大・医学部が数人のみ輩出される自称進学校ではトップ層のみが自分で応募して受験するという状態になっています。
また、駿台予備校に通っている人であれば駿台模試が強制受験となっているそうです。
駿台模試はこんな人におすすめ
ここまでの話で駿台模試を受験するべき人は「旧帝大・早慶・医学部を志望している人」と思ってはいないでしょうか?
しかし当サイトは駿台模試はそれより広い範囲の受験生におすすめします。
高1生・高2生の駿台模試受験
高1・高2生は志望校に関わらず駿台模試の受験をおすすめします。
確かに駿台模試は難関大志望向けに作られた模試であり、受験者層もそれに従っているので広島大や千葉大等の準難関大学やMARCH志望者でさえ受験を躊躇してしまうでしょう。
しかし高1・高2段階からであればどんなに偏差値の高い大学でも目指せますし、志望校も容易に変わります。
駿台模試を受ければ自分と難関大合格との差が体感できますし、模試の結果から難関大志望者のレベルの高さを知ることができます。
そういった経験はもしも今後難関大を目指すことになった場合の気合の入り度合いに大きく影響してきます。
絶対に難関大を目指すことはないという方以外は一度受けてみることをおすすめします。
高3生・浪人生の駿台模試受験
高3生・浪人生であれば駿台模試が設定している通り旧帝大(神戸も)・一橋大・東工大・早慶・医学部志望者の方のみ受験しましょう。
高3生や浪人生の段階で志望校を上げることは滅多にありませんし、上げたとしても上げ幅は短いでしょう。
準難関大志望者やMARCH志望者の方が受験しても問題の難易度と受験者層が自分の志望校と違い過ぎてあまり受験するメリットは無いでしょう。
難関大志望者以外であれば全統模試などをおすすめします。
まとめ
駿台模試は非常にレベルが高く、受験後に自信も無くしやすいです。
しかし受験後に得られるものは想像以上です。受験後に落ち込みすぎなければやる気を大幅に上げてくれます。
難関大を絶対に目指さないという方以外は実力不足だと分かっていても受けてみるのもありです。
ここまで読んで頂きありがとうございました!