全統記述模試の数学で高偏差値を取るための勉強法

全統模試
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ゆうすけ

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高1春偏差値40→高2秋偏差値80→早稲田大学政治経済学部経済学科入学→大2の4月「受験勉強のエッセンス」立ち上げ→月間5万PV

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この記事では、河合塾の主催する全統記述模試数学について、高得点・高偏差値を出すにはどのような勉強をする必要があるかをご紹介していきます。

全統模試だけでなく、さまざまな模試に共通する重要な事項を取り扱っていますので、受験生の方は是非参考にしてみてください!

全統記述模試数学の特徴

全統記述模試数学は以下のような特徴があります。

範囲が進学校の進度と同じ

全統記述模試の数学では、進学校の授業の進度に合わせて出題範囲が設定されます。

大学入試では大学によって出題範囲が偏っていることがありますが、全統記述模試では進学校がその時点で習っている範囲ほぼ全てが出題範囲となります。

共通テストや一部の私立大学のように捻った形式ではなく、非常にスタンダードな出題であるため形式に惑わされるといったことはありません。

全統記述模試はどの大学を受験する人にも合うように範囲を設定している模試といえます。

問題の難易度が幅広い

全統記述模試は幅広いレベルの受験生を対象としているため、基礎中の基礎問題からある程度実力をつけないと解けないような少し思考が要求される難易度が高い問題まで、幅広い難易度の問題が出題されるという特徴があります。

ただし、東大や京大などの難関大の入試レベルの問題は出題されません。

I~III型のどの受験形式で受験するかにもよりますが(文系、理系などで分かれます)各大問の難易度は以下のようなレベルになっています。

  1. 簡単な小問集合
  2. 少しでもその分野に触れていれば確実に解ける問題
  3. 前問よりは少し難しいが、その分野についてある程度勉強していれば確実に解ける問題
  4. 解き方が多少複雑であったり、思考力が要求される問題
  5. さらに思考力が要求され型にはめる解き方では通用しにくい、トップ層との差がつく難しい問題

平均して(3)まで正答できていれば、偏差値60強は狙えるでしょう。偏差値70以上を目指すのであれば、ほとんどの大問で最後まで解き切ること(完答)が要求されます。

要は、「難しいことはしなくて良いから、数学の基礎が確実にできているか?」と問うている試験なのです。

全統記述模試に限らず、模試で高得点・高偏差値をとるためには現状と目標に合わせた学習計画が必須です。

なぜならいつどのタイミングで何の参考書を使ってどういう勉強するかによって成績の伸び幅が大きく変わるからです。

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全統記述模試数学の勉強法【独学編】

全統記述模試に向けて独学で勉強していく場合は以下の点を踏まえながら勉強していきましょう。

全分野満遍なく基礎力を身につける

全統記述模試の数学で高偏差値を取るためには全範囲で基礎力を身に着けることが大事です。

全統記述模試の数学は奇問・難問は出題されず、基礎力がしっかりと身についていれば点が取れる(実力が反映される)試験です。

具体的な目安としては、チャート式(黄色または青色)の標準的なレベルの問題をしっかりと理解して解けるようになっていれば十分好成績が狙えるようになります。

正しい記述ができるようになる

全統記述模試で高偏差値をとるためには基礎力をつけるだけでなく正しい記述ができるようになる必要もあります。

高校数学からは答えに辿り着いた過程を説明することが重要となってくるため、記述問題の解答にはその解答に辿り着いた道筋を過不足なく適切な言葉を使って採点者に示せるようになる必要があります

全統記述模試の数学では最初の小問集合の大問1を除いて全て記述問題となっているので、答えだけを書くのではいくらそれが正しいものであったとしても満点がもらえることはありません

自学習の際にこの能力を伸ばすためには、解説が丁寧な参考書の解答を読み込むことが効果的です。

どうしてこの記述が必要で、何を書くべきではないのかなど、時間をかけて理解しながら感覚を身につけていきましょう。

ミスをなくす

全統記述模試の数学で高偏差値をとるためにはミスをなくすことも重要です。

全統記述模試の数学では正しい記述と共に正しい解答も求められるので計算間違いに代表されるケアレスミスは確実に無くしていかなければなりません。

数学の問題を解いている間に起こるミスは以下の2つがあります。

  1. 単なる不注意
  2. 非効率・不器用な方法で問題を解いている

1番目のものはどうしようもない側面がありますが、2番目は新たな学習を取り入れることで改善することができる余地があります。

日々の学習で計算過程をより意識してみたり、計算に特化した参考書・問題集をサブとして進めたりすると良いでしょう。

全統記述模試数学の成績が伸び悩む時

全統記述模試数学の成績が伸び悩む場合は、以下の2つの原因が考えられます。

基礎力が身についてない

全統記述模試数学の成績が上がらない原因として1番考えられるのは基礎力が身についてないことです。

特に全統記述模試で偏差値60を下回っている人は基礎力が身についておらず大問3までの基礎レベルの問題が完璧に解けていない可能性が高いです。

その場合各範囲の勉強がまだできていない、もしくは計算能力など根本的な技能に問題があるということになってきます。

従って「チャート式」の典型問題などで全範囲の基礎レベルの問題を勉強し直すまたは計算問題を重点的に解いていく必要があります。

応用力が身についてない

全統記述模試数学の成績が上がらない原因として次に考えられるのは応用力が足りてないことです。

特に偏差値60~70の間の人は基礎力はあっても応用力が身についておらず、大問4・大問5のような難易度の高い応用力が必要な問題に苦戦している可能性が高いです。

その場合各分野の典型問題を解いた経験を見たことのない問題に応用する力がまだ足りていないと考えられます。

その場合は普段の学習で少し発展的な問題を解くようにしても良いかもしれません。いかに理解が深まっていようと、実際に応用する経験がないと本番でいきなり実践することは難しいです。

ただし、得点に結びつくからと発展的な問題を解こうとしすぎると、今度は基礎がおろそかになってしまう懸念があります。あくまでも重要なのは基礎ですから、まずはそちらを優先するようにしましょう。

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全統記述模試の他教科で高偏差値をとる勉強法

全統記述模試の数学で高偏差値をとりたいという人は全統記述模試の他教科でも高偏差値をとりたいという人が多いのではないでしょうか。

全統記述模試で高い成績をとりたいのであれば1教科だけ頑張っても成績は伸びません。

以下で全統記述模試の国語と英語で高偏差値をとる勉強法を紹介していくのでぜひ読んでみてください。

まとめ

数学は積み重ねによって成績が伸びていく科目ですので、模試直前に詰め込むといった方法では成績は伸びにくく、公式を再確認するくらいしかできることがありません。

模試は実力が反映されやすい試験ですので、日々の学習のクオリティを上げていくことが、地道に成績を上げていくためのカギとなります。

成績を伸ばしたいという方は、自分の現状に応じて日々の勉強に何が足りないのかを考え(時には人に相談して)、効果的な勉強方法を探っていくことが必要です。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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