今回は共通テスト国語のおすすめ時間配分とその決め方を紹介します。
共通テスト国語は時間制限が厳しく、時間配分が大きく点数を左右する教科です。
万全の対策をするためにぜひこの記事を参考にして下さい。
下記の記事で試験全般における時間配分の決め方を紹介していますのでまずはそちらをぜひご覧ください。
共通テスト国語の予備時間
共通テスト国語に必要な最低限の予備時間は2分ほどでしょう。
問題を解き終わった後に絶対にマークミスの確認だけはする必要があるのでそのために2分は用意しておきましょう。
しかし予備時間の役目はマークミスの確認だけではありません。
- 合っているか自信がない問題の解き直し
- 時間配分通りに解ききれなかった時に最後まで解ききるため
上記のような役目もあります。
このような役目を果たすためには予備時間は2分では足りません。
ですので予備時間は2分からできるだけ長く延ばす必要があります。
予備時間の伸ばし方も以下の記事に載っていますのでぜひご覧ください。
共通テスト国語のおすすめ時間配分
では前項で述べた予備時間を加味して共通テスト国語のおすすめ時間配分を紹介します。
制限時間80分→第一問(現代文評論):23分 第二問(現代文物語文):18分 第三問(古文):18分 第四問(漢文):15分 予備時間:6分
マークミス確認、1,2問程度の解き直しまたは時間配分通りに解けなかった時にそれらを行えるギリギリの予備時間を考慮すると予備時間はこのようになります。
また、共通テスト国語において多くの人は現代文が最も時間がかかり、漢文が最も早く解き終わります。
したがって上記のような時間配分となります。
しかし現代文、古文、漢文のどれが得意でどれが不得意かによってどれに最も時間を割く必要があるかは人によって異なります。
ですのでこの時間配分はあくまで目安として自分に合った時間配分となるように少しずつ変えていきましょう。
また、予備時間もここで設定しているものより長ければ長いほどよいので何度も問題演習を重ねていくなかで予備時間を延ばせるように心がけましょう。
問題を解く際の時間配慮
さて前項で具体的な時間配分についてお話ししました。
この項ではその時間配分を使ってどのような時間意識で問題を解き進めていけばいいのかを述べていきます。
この時間意識を頭に入れておくだけで問題を解くスピードが非常に高まります。
まず最初に古文、漢文を30分以内を目標に解ききりましょう。
次に現代文(評論文、物語文)を40分以内を目標に解ききりましょう。
共通テスト国語に限らず国語の試験では古文、漢文を先に解くのが鉄則となっていますのでこの順番にしていますが順番は自由に変えていただいて構いません。
しかし古文、漢文は現代文と比べて時間短縮がしやすいので先に古文、漢文を早めに解いておいて現代文に余裕を持たせるのがおすすめです。
上記の通りに問題を解ききるのは非常に難しいです。
しかし、この時間を意識しながら解くことで前項で設定した時間配分よりも早く問題を解ききることができ、予備時間を延ばすことが可能になります。
全く上記通りに解き進める必要はありませんが(僕も含めてほとんどの人が不可能だと思いますので)、上記の時間内に解ききることを目標として毎回問題に取り組みましょう。
まとめ
①おすすめ時間配分は制限時間80分→第一問(現代文評論):23分 第二問(現代文物語文):18分 第三問(古文):18分 第四問(漢文):15分 予備時間:6分
②古文、漢文を合わせて30分以内・現代文(評論文、物語文)を合わせて40分以内に解ききることを目標にして問題を解く
③上記を目安として自分に合ったように時間配分を変えていく
ここまで読んでいただきありがとうございました!
以下の記事で共通テスト国語の勉強法を紹介していますので是非ともご覧ください。