この記事では早稲田入試に文法がいるのかいらないのかについて解説していきます。
早稲田入試のために文法が必要なのか知りたい人や文法を勉強しなくてもいいかもと思っている人はこの記事を参考にしてください。
早稲田に文法問題はない?
結論から言うと早稲田大学の入試には文法問題があります。ただし文法問題があるか無いかは学部によります。
以下で早稲田で文法問題がある学部を紹介していきます。
早稲田で文法問題がある学部
早稲田大学で文法問題がある学部は法学部と社会科学部の二学部です。
早稲田法学部の文法問題は正誤問題、内容一致問題、空所補充という3つの大問で構成されており、文法問題の勉強は必須です。
早稲田社会科学部の文法問題は正誤問題のみです。難易度が低いので確実に得点しておきたい問題です。
早稲田入試に文法がいらないかは場合による!
早稲田大学で文法が必要な学部は法学部と社会科学部だけですが、他学部を受験する人でも早稲田受験に文法がいらないと考えるのはまだ早いです。
以下で目指している学部のタイプ別に文法の練習がいるのかいらないのかを解説していきます。
文法問題がある学部を受ける場合
受験する学部に文法問題がある場合、当然文法の練習は必要です。
基礎文法の勉強に加えて、難易度の高い文法問題への対策に取り組んでいく必要があります。
特に法学部を受験する場合、文法問題の配点が大きい上に問題の難易度がかなり高いので長文読解と同水準で勉強を進めていく必要があります。
英作文がある学部を受ける場合
受験する学部に文法問題が無い場合でも英作文がある場合は文法の練習は必要になります。
早稲田の国際教養学部と政治経済学部では自由英作文が出題され、誤りのない文章を書くために文法の勉強は必須です。
特に自由英作文では書いた内容の良さ以上に文法の誤りの有無が重要視されます。
自由英作文で高得点を狙うには英作文用の文法だけでなく基礎文法の徹底的な勉強が必須です。
早稲田政経を受験する予定の人は以下の記事を参考にして下さい。
文法問題も英作文もない学部を受ける場合
早稲田で文法問題も英作文もない学部を受験する場合は英文法の勉強に特別時間をかける必要はありません。
早稲田の商学部や文学部、文化構想学部、教育学部、理工学部を受験したい人は難易度の高い文法問題の対策をしたり、英作文のための文法を勉強しなくても合格を狙えます。
しかし基礎文法の勉強は必須です。基礎文法を徹底的に勉強していなければいくら単語力が高かったとしても長文読解や和文英訳で必ず躓きます。
また、早稲田をはじめとした難関大学を受験する予定なら『メアライズアカデミー学習相談会』がおすすめです。
難関大学合格のためには自分に最も合った勉強法で効率よく勉強する必要がありますが、webやYouTubeには1人1人に合わせて勉強法を提案してくれるサービスはほとんどありません。
「受験勉強のエッセンス」が「メアライズアカデミー」と共同で行っている東大生への無料学習相談会では、中高生向けに勉強法・学習計画の提案を行っています。
間違ったタイミングで間違った勉強をしてしまい、勉強の効率を悪くしてしまうといった事態を避けたい人はぜひご相談ください。
早稲田対策におすすめの英文法参考書
以下では早稲田入試対策のために文法の勉強が必要な人向けにおすすめ参考書・問題集を紹介していきます。
早稲田で文法問題がある学部を受ける人向け参考書
法学部または社会科学部を受験する人は以下の参考書を使うといいです。
UPGRADE
UPGRADEは基礎文法の仕上げの一冊としておすすめの問題集です。
こちらは駿台予備校の有名講師が作成した参考書で、勉強すべき問題が網羅されています。
基礎文法は発展レベルの文法を学習する前に必ず仕上げておく必要があるので早稲田対策に入る前にこちらの問題集に取り組みましょう。
英文法ファイナル問題集難関大編
英文法ファイナル問題集の難関大編は早慶レベルの文法問題が揃えられており、早慶の文法問題がある学部を受験する生徒におすすめの参考書です。
全範囲の難易度の高い問題が網羅されているだけでなく、チェックシートにより自分の弱点を見つけやすいという特徴があります。
早稲田で英作文がある学部を受ける人向け参考書
早稲田の政治経済学部や国際教養学部を受験する人は以下の参考書・問題集を使うといいです。
英作文のトレーニング 自由英作文編
英作文のトレーニングはもともと和文英訳のトレーニングとして作られているものですがこの自由英作文編は自由英作文の対策に特化したものとなっています。
自由英作文の問題を解く際に必要な要素がまとまっており、自由英作文初心者におすすめの参考書です。
すぐ書ける自由英作文
すぐ書ける自由英作文はとにかく問題量が多く、自由英作文に慣れた人におすすめの参考書です。
自由英作文の解き方がある程度分かっている人はこの参考書を使いながら自由英作文を解いていき、学校や塾の先生に添削をお願いしましょう。