今回の記事では、明治大学の英語について特集していきます。MARCH最難クラスの学部が揃うであろう明治大学ですが、それ相応の難易度を誇っています。そのため、合格を勝ち取るためには万全な対策が必要不可欠となります。
学部ごとに細かな出題傾向は異なりますが、全ての学部の傾向から総合的な傾向をまとめています。したがって、特に複数の学部を併願しようと考えている方には非常に有用な情報となっています。
明治大学の受験を考えている高校生・受験生の方は是非、最後までご覧ください!
明大英語の出題傾向
- 長文が特に長い
学部別に出題傾向はもちろん異なりますが、全体的に長文の量が多く、しかも試験時間が短いという特徴があります(60分しかない学部も)。そのため速読力が必然的に要求され、素早く内容をさらいつつも正確に内容を捉える必要があります。
長文の読解問題自体は内容一致、言い換え、空所補充など、スタンダードな形式のものが中心です。
- 文法・語法がしっかりと問われる
マーク式が大半であるという性質上、空所補充の問題がどうしても多くなっている傾向にあります。空所補充では文法・語法について頻繁に問われます。基礎的なものからやや難しいものまで、さまざまな種類のものが出されています。
- 会話文が出やすい
実際に英会話をする機会がないと抵抗を感じてしまいやすいですが、基本的に空所補充で構成されているので基礎的な文法力が問われているだけの場合がほとんどです。ただし、時折会話分特有の表現や前置詞のニュアンスに対する感覚が必要とされるものもあります。
- 記述の対策は特に必要なし
いわゆる自由英作文や難解な和訳問題などは基本的に出題されていません。一部の学部で長文からの抜粋か短い(30字程度)の和訳しか出題されないため、明治大学のレベル帯が第一志望の方であれば特段難しい記述の対策を行う必要はないでしょう。
どのように対策すればいいのか?
まずは、基礎力を確実に固めることが大切です。
記述や非常に難解な読解問題が出にくいという性質上、問題集を何度も繰り返してやることがそのまま得点力につながっていきます。
まずは基礎~標準的なレベルの単語帳、長文問題集、英頻(ネクステやヴィンテージなど)などの参考書を何度も周回し、英語の知識と解き方を身につけていきましょう。
そして、模試などで結果がつき実力が身に付いたら、過去問での演習を行い本番での得点力を養っていくことが、合格点を取れるようになるための最も効果的な道のりです。
余談ですが、一部語彙問題(意味が近い単語を答えさせる問題)もみられますので、単語力養成も怠らないようにしましょう。
明治大学の合格に必要な得点率はおおよそ7割前後(全学部統一など方式によって得点率は変わるので注意してください)です。他科目の出来にも左右されますが、高得点が要求されますので強気に点を取りに行ってください。
まとめ
明治大学の英語の大まかな出題傾向についてみてきました。比較的シンプルで難しすぎない出題が目立つ一方、時間制限がシビアで高得点が必要であるという特徴があることがわかりました。
今回は全体的な特徴を掴むにとどまっています。ですので、皆さんが実際に受験する際にはさまざまな学部や受験方式がありますから、自分に合った受験パターンを決め、個別の対策を進めていってください。
ここまでご覧いただきありがとうございました!