目的別のおすすめシステム英単語帳シリーズを紹介

英単語
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ゆうすけ

自分の受験経験を踏まえ、メアライズアカデミー監修のもと大学受験対策の情報を発信しています。
高1春偏差値40→高2秋偏差値80→早稲田大学政治経済学部経済学科入学→大2の4月「受験勉強のエッセンス」立ち上げ→月間5万PV

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システム英単語は、多くの受験生に馴染み深い単語帳です。実はその出版元である駿台文庫は、システム英語シリーズと銘打ち、さまざまなバリエーションの単語帳や参考書を出していることをご存知でしょうか?

今回は、数あるシステム英単語のバリエーションの中から、目的別に優れた参考書を厳選してご紹介します。

どの参考書もシステム英単語のコンセプトを踏襲した、非常に良質なものとなっております。特にシステム英単語を愛読している受験生の方などは、ぜひご参考にしてみてください!

システム英語シリーズとは

システム英単語は20年以上の歴史を持ち、予備校業界トップクラスの駿台が出版している大学受験用英単語帳です。

1万回以上の入試データ、資格試験の問題、新聞や映画の脚本などから抽出された4億語のデータベースといった、英語使用の実態に裏打ちされて構成された、非常に信頼のおける参考書です。

歴史が深い単語帳ではありますが、2020年に5回目の改訂がなされているため、時代によって変化の激しい英語長文の出題傾向にもバッチリ対応しています。

おすすめシステム英語シリーズ

システム英単語

言わずと知れた定番の単語帳です。

  • 駿台の収集した豊富な入試データなどの根拠に基づく厳格な単語の選定基準
  • ミニマルフレーズなど、覚えやすい工夫が施されている

といった特徴があります。

2000単語に加え重要な多義語180語が収録されており、大学入試に必要な単語を標準レベルまでカバーしきっており、この一冊だけで共通テストレベルであれば無理なく戦える水準にまで単語力を上げることができるでしょう。

単にリストに単語を羅列しているだけでなく、それぞれの単語に適宜プラスワンの解説(混同しやすい語彙や、コロケーションなど)が掲載されており、単なる暗記に終わらずその単語周辺の重要な情報をインプットして学習をしていくことができ、高い学習効果を引き出すことができます。

システム英単語Basic

上で紹介したシステム英単語から難単語の量を減らし、より基礎的なものにフォーカスしたバージョンです。

重要な基本1500単語と多義語150語を収録しており、足元を固めるのに最適な単語帳です。

basicバージョンか通常のもののどちらを使うべきか迷う場合は、書店などで実際に読み比べて自分のレベルに合っている方を選ぶと良いでしょう。

システム英単語メディカル

「システム英単語メディカル」はその名の通り医学部志望者のための単語帳で、医学や生物学といった分野の難しい単語までカバーしている特殊な単語帳です。

医学部入試では医学に関連した文章が出題されることも多く、こうした単語帳を突き詰めておけば周りと差をつけることができるでしょう。

一方でかなり専門性の高い単語も含まれており、医学部入試においては必ずそれほど深い医学知識を問われるのかというと、そういうわけでもありません。

ですので、オーバーワークとなってしまう可能性もあり、むしろ医学部入学後の勉強に役立つこともあり得ます。

ただ、それでもやはり医学英単語の知識が必要という方にはうってつけの一冊であることに間違いなく、医学部志望者であれば一度中身を見て判断すると良いでしょう。

システム英単語 Premium <語源編>

「システム英単語Premium」は、システム英単語よりも難しい単語を収録している難易度の高い単語帳です。<語源編>と銘打っている通り、語源から単語を覚えていくという少し変わった工夫がなされています。

ある程度難しい英単語では、要素分解をすることでその意味がわかることがあります。

例えばexportという単語は、ex(外へ)+port(運ぶ)という要素からなっており、「輸出する」という主な訳語を持ちます。

このような英単語の要素は語源と呼ばれ、新しい単語を覚える際に語源を意識して覚えていくと意味が定着しやすく、長期的に記憶していくことができます。

色々な語源の意味を知っておけば、初見の単語もある程度その意味を推測することができます(例外も非常に多いので、常に有用であるとは限りません)

また、見た目がよく似ている英単語(induce, deduce, seduce, reduce, produceなど)も、1ページにまとめて取り上げられているため、単語学習中にありがちな混同の対策ができます。

システム英熟語

「システム英熟語」は単語帳ではありませんが、システム英語シリーズの理念を踏襲した、受験生が苦手にしがちな熟語をしっかりと鍛えることのできる1冊です。

基本的な熟語から難しいものまでカバーしており、しっかりとやり込むことで難関大にも対応できる熟語力を身につけることができます。

システム英単語premiumと類似したコンセプトを持っており、なぜそういう意味になるのか分かりづらいことの多い熟語を、前置詞のイメージなどを掴んで理解することができるような工夫がなされています。

まとめ

書店などに行くと本当に多種多様な単語帳があることがわかりますが、システム単語帳のような長年信頼され続けているシリーズは中身の質がしっかりと保証されているため、選ぶ基準にするには申し分ないといえるでしょう。

自分に合う単語帳を見つけることができたら、しっかりと日常学習の一部に取り入れて継続・反復して単語を覚えていくようにしましょう。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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