この記事では意味ない・効率悪い・成績上がらないなどと酷評される映像授業が本当に意味ないのかについて解説していきます。
映像授業は意味ないと考えていたり、マイナスなイメージを持っている人はぜひこの記事を参考にしてください。
映像授業が意味ないと言われる理由
映像授業のメリット・デメリットはこちらの記事で解説していますが、そのデメリットを踏まえて映像授業が意味ないと言われる理由を解説していきます。
参考書で十分勉強できると感じるから
映像授業が意味ないと考える人に一番多いのが、映像授業を使わなくても参考書で十分勉強できると感じている人です。
わざわざ映像授業を使って勉強しなくても参考書で十分理解できるし、先生の話のペースに沿って内容を理解するより参考書で勉強するほうが効率がいいと考えているようですね。
特に日本史や世界史などの社会科目は暗記要素が大きいので、問題集や1問1答を使って勉強するほうが効率がいいと感じる人が多いようです。
この考えの人たちは、映像授業に限らず対面で行う集団授業も意味がないと考えている場合が多いです。
対面授業より問題演習が少ないから
映像授業が意味ないと考える人に次に多いのが、映像授業が対面授業よりも問題演習が少なく実力がのびないと考えている人です。
映像授業では授業内での問題演習量が少なく、各範囲の内容を解説するだけというイメージが強いです。
そのため、多くの人が映像授業だけでは内容を定着させることができず、実力がのびないと考えているようです。
入試直前過去問が優先だと感じるから
映像授業が意味ないと考えている人に3番目に多いのが、入試直前では映像授業よりも過去問演習が優先だと考えている人です。
入試直前において、過去問演習は最も大事な勉強の1つに入ります。過去問演習をすれば志望校の傾向を掴み、問題に慣れることができるからです。
その際映像授業の単元別学習よりも、過去問演習のほうが大事だと考え、映像授業を意味ないと捉える人が多いようです。
上記で解説した、映像授業が意味ないと言われる理由は映像授業のデメリットに起因しています。
以下の記事で映像授業のデメリットとメリットを解説しているので興味がある人は読んでみてください。
映像授業が意味ないはウソ!
ここまで映像授業が意味ないと言われる理由を解説していきましたが、映像授業が意味ないかどうかは「使う映像授業」「使い方」「使う目的」によって決まります。
質の高い映像授業を選び、正しい使い方と目的を踏まえていれば参考書よりもはるかに効率がいい学習ができますし、学習内容も定着しやすいです。
従って、一概に「映像授業は意味ない」と決めつけるのは間違っています。「映像授業が意味ない」と決めつける意見はウソなので騙されないように。
以下この記事では「意味がある映像授業」「映像授業の意味がある効率的な使い方」「映像授業を使う意味がある目的」を解説していくので、映像授業を使って行く際の参考にしてください。
意味がある映像授業は?
質の高い映像授業の塾を選べば、映像授業は参考書よりも高い効果を発揮します。
以下で意味がある映像授業の選び方とおすすめの映像授業を紹介します。
意味ある映像授業の選び方
映像授業を選ぶ際には、上記の要素を兼ね備えているかどうかで判断するのがおすすめです。
講師の質が高ければ参考書よりもはるかに分かりやすく内容を説明してもらえますし、参考書に載ってないような事項も教えてくれるので勉強の質は参考書よりも高くなります。
また、授業中にきちんと問題演習があれば通常の塾の授業と同じように知識を定着させることができます。
授業動画が豊富であれば大学別対策や英検対策などにも映像授業で対応できるので、入試直前まで最後まで映像授業が役立ちます。
意味がある映像授業
では上記の要素を兼ね備えた映像授業は一体どれなのでしょうか。僕が最もおすすめする映像授業は以下の3つです。
スタディサプリはとにかく講師の質と授業動画の豊富さがずば抜けていて、参考書を使って勉強していくよりもはるかに効率がいいです。料金が月2000円ほどしかかからないのも大きな魅力ですね。
大学受験ディアロは映像授業に加えて毎週の学習管理と綿密な個別指導がついており、どんな人でも確実に成績を上げていくことができます。
東進は言わずもがな講師の質が他の塾や予備校、映像授業と比べて圧倒的に高いです。その分料金がかなり高いので家庭の財布事情と相談が必要ですね。
東進については知っている人が多いと思いますが、スタディサプリと大学受験ディアロはまだ詳しく知らない人が多いと思われるので、以下で解説記事を載せておきます。参考にしてください。
映像授業の意味がある効率的な使い方
映像授業の意味がある効率的な使い方は、以下の3点を意識して使うことです。
学習計画を立てる
映像授業を使用して勉強していく際には、必ず学習計画を立てましょう。
自分の現状の学力と目標から、どの授業をどのタイミングで受講していけば目標を達成できるのかをあらかじめ決めておくことは映像授業では必須です。
最初に学習計画を立てなければ、途中で何を勉強すればいいのか分からなくなってしまい、映像授業の効果を打ち消してしまいます。
先ほど紹介した3つの映像授業塾であれば、どれも最初の段階で学習計画を立ててもらうことができるので、自分で学習計画を立てる必要はありません。
問題演習をする
映像授業を使用して勉強していく際に必要なこと2つ目は問題演習です。
映像授業を利用する際よく陥りがちなのが、映像授業を見ただけで満足してしまい、内容を定着させたつもりになってしまうことです。
上記で解説した3つの映像授業はどれも授業中に問題演習を行ってくれますが、当然それだけでは演習量が足りません。
映像授業を見終わったら、その単元の問題演習を必ず各自で行いましょう。
定期的に復習する
映像授業で意味がある使い方をするには、定期的な復習も必ず必要です。
先ほども触れましたが、映像授業を受講する人は授業を受けただけで満足してしまう人がとにかく多いです。
しかし、きちんと学習した内容を定着させるには問題演習と定期的な復習が必要不可欠です。
分かりやすい授業で単元ごとの内容を理解したら、次は定期的に復習するようにスケジュールを組みましょう。
映像授業を使う意味がある目的3選
映像授業を利用する意味がある目的は、以下の3つです。下記に当てはまらない使用用途であれば映像授業でなくても対応できます。
苦手教科の克服
映像授業を苦手教科の克服のために利用することはかなりおすすめです。
スタディサプリや大学受験ディアロなどの映像授業では、全教科・全範囲授業動画が見放題なので自分が苦手としている教科・範囲を改めて学習し直すことができます。
また映像授業では、生徒が直接先生に質問できない分通常の授業よりもかなり分かりやすく授業が行われているので、苦手だと思っている内容でも理解しやすいはずです。
ただ東進の場合は、講座ごとに料金んを払う必要があるので要注意です。
学校の予習・復習
また、映像授業を学校の予習や復習に使うのもかなりおすすめです。
先ほども説明しましたが、スタディサプリや大学受験ディアロなどの映像授業は全教科・全範囲の授業動画が見放題です。
そのため、学校で一度習ったのに記憶が曖昧な内容の復習や、次の授業の予習にぴったりで、定期テスト対策の際にかなり役立ちます。
入試対策
最後の映像授業を使う意味がある目的は、入試対策に使うことです。
上記で紹介した3つの映像授業に限らず、有名な映像授業は入試対策に特化しているものが多いです。
自分の現状と志望校から、どのタイミングで何を学習していけばいいのかを詳しく指定してくれるので入試合格まで最短ルートを狙えます。
特に上記で紹介した3つの映像授業であれば、単元ごとの授業だけでなく大学別対策の講座も充実しているので、入試の最後まで頼りになります。