この記事ではスタディサプリだけで塾・予備校なしでも大学受験を乗り切れるのかどうかについて解説していきます。
大学受験にスタディサプリを利用しようとしている人はぜひこの記事を参考にしてください。
スタディサプリだけで大学受験は乗り切れない
結論から言うと、スタディサプリだけで大学受験を乗り切ることはできません。
なぜなら大学受験で志望校に合格する学力をつけるためには、知識のインプットと知識のアウトプットが必要ですが、スタディサプリでは知識のインプットしかできないからです。
- 知識のインプット:授業や参考書で大学受験に必要な知識を勉強する事
- 知識のアウトプット:勉強した知識を問題演習で使う事
スタディサプリは映像授業で全教科・全範囲の知識を学習することができるので、知識のインプットにはかなり便利です。
しかし問題演習に使える問題を提供してもらえるわけではないので、知識のアウトプットはほとんどできません。
知識のインプットのためにスタディサプリを利用するとしても、知識のアウトプットをするためにスタディサプリ以外の教材を自主的に使う必要があるので、スタディサプリだけで大学受験を乗り切ることはできないのです。
塾や予備校を使う場合も同じ
先ほどスタディサプリだけでは大学受験は乗り切れないと言いましたが、塾や予備校を利用したとしてもそれだけでは大学受験を乗り切ることはできません。
塾や予備校を利用した場合は、スタディサプリと同様に授業による知識のインプットがほとんどでアウトプットをする機会はとても少ないです。
もちろん問題を解く機会は授業中にありますし、宿題で問題演習をすることもありますが、大学受験で志望校に合格するにはその程度の問題演習量では全然たりません。
塾や予備校を利用しても、スタディサプリを利用してもどちらにしろ授業外の自主勉強が必要になります。
スタディサプリは塾・予備校の代わりになる?
ここまでの話で想像できるかもしれませんが、スタディサプリは塾・予備校の代わりにすることができます。
スタディサプリを利用しても塾・予備校を利用しても知識のインプットがメインのサービスであることは変わりませんし、スタディサプリの講師陣は各予備校から引き抜かれた有名講師ばかりなので授業の質も高いです。
従って知識のインプットの面では塾・予備校ではなくスタディサプリを使っても大学受験に対応できます。
ただしスタディサプリと塾・予備校では授業形式が大きく異なるので、人によっては塾・予備校のほうが向いています。
ですのでスタディサプリが塾・予備校の代わりになるからといってすぐにスタディサプリに申し込むのはNGです。
スタディサプリが対応している大学
知識のインプットという面では、スタディサプリは全大学・全学部に対応しており、どの大学・学部を目指すとしてもスタディサプリだけで大学受験を乗り切ることができます。
国立大においては東大や京大などの最難関大から地方国立大まで対応していますし、私立大においても早慶やMARCHなどの難関私立大から地方私立大まで対応しています。
通常の塾や予備校であればMARCH以上や中堅国立大以上のレベルに対応した授業しかない場合がほとんどなので、スタディサプリはむしろ塾・予備校よりも多くの大学・学部に対応しているといえます。
また、スタディサプリの場合は志望校合格のために受けるべき授業が組み込まれた個別の学習プランをもらえるので塾・予備校以上に志望校合格に特化した勉強をすることができます。
スタディサプリのホームページはこちらからスタディサプリを大学受験で使うメリット
以下ではスタディサプリの特徴をもっと知りたい人向けにスタディサプリを大学受験で使うメリット3つを解説していきます。
有名講師の授業が見放題
スタディサプリを大学受験で使う1つ目のメリットは、超人気講師の授業動画約4万本が見放題であることです。
受験生時代集団授業の塾に通っていた私の経験からすると、どれだけ優秀な先生に授業をしてもらえるかで成績の伸びはかなり変わります。
スタディサプリには東進ハイスクールや北九州予備校で超人気英語講師だった関正生先生や、河合塾や代々木ゼミナールでトップレベルの授業を受け持っていた堺義明先生などの授業動画があります。
いくつかの塾・予備校講師を経験してきたということは、その実力を認められ何度も塾・予備校にスカウトされている証なのでかなり信用できます。
有名講師の質の高い授業をいくらでも見ることができるのはスタディサプリを大学受験対策に利用する大きなメリットです。
1人1人に合わせた学習プラン
スタディサプリを大学受験で使う2つ目のメリットは、生徒1人1人に合わせた学習プランを作成してもらえる点です。
スタディサプリに申し込んで授業動画が見放題の状態になったとしても、どのように動画を見ていけば志望校に合格できるのか分からなくて不安ですよね。
しかしスタディサプリでは、生徒の学習状況と志望校に合わせて志望校合格のために「どのタイミングでどの動画を見て学習していけばいいのか」が分かる学習プランを作成してもらうことができます。
この学習プランに沿って勉強していくことで志望校合格まで最短ルートを通ることができます。
料金が安い
スタディサプリを大学受験で使う3つ目のメリットは、塾や予備校と比べてはるかに料金が安いことです。
後述しますがスタディサプリでは最大でも年間13万円しかかかりません。1番安いプランを選べば年間2万円で済みます。
一方で大学受験対策として塾や予備校に通うと最低でも年間50万円ほどかかりますし、高ければ100万円近く必要になる場合もあります。
大学受験では受験料や参考書代、入学金などでかなり費用がかかるので、その他の費用を抑えられるのはかなり魅力的です。
スタディサプリを大学受験で使うデメリット
スタディサプリを大学受験で使う事には上記のようなメリットがある一方で、以下のようなデメリットもあります。
授業中質問ができない
スタディサプリを大学受験で使う1つ目のデメリットは、授業中質問ができないことです。
通常の塾や予備校であればリアルタイムで授業を進めていくので、授業中疑問に思ったことがあってもすぐに講師に質問できます。
しかしスタディサプリでは録画された映像授業を見て学習を進めていくので、授業中に質問することができません。
もちろん何度も動画を見返したり学校の先生に質問すれば疑問は解消できます。
しかし「授業中疑問に思ったことがあったらすぐに解決したい」という人にとっては、授業中質問できないことは1つのデメリットになります。
自発的に勉強する必要がある
スタディサプリを大学受験で使う2つ目のデメリットは、自発的に勉強していく必要があることです。
塾や予備校、家庭教師であれば毎週決まった時間に授業が行われるので、自分から勉強しようと思わなくても生徒は勉強せざるをえません。
しかしスタディサプリの場合は生徒が自分の好きなタイミングで動画を見ることになるので、自分から勉強しようと思わなければ学習が進みません。
学習意欲があまり高くない人にとっては自発的に勉強していく必要があることはデメリットになります。
スタディサプリのホームページはこちらからスタディサプリが向いている人の特徴
スタディサプリは塾・予備校の代わりになりますが、だからといってスタディサプリのほうが優れているわけではありません。
スタディサプリが向いている人もいれば塾・予備校のほうが向いている人もいます。
結論からいうと、以下のどれかに当てはまるような人がスタディサプリを大学受験で使うべき人に該当します。
出費を抑えたい人
スタディサプリを大学受験で使うべき人の特徴1つ目は、「大学受験にかかる出費を抑えたい」ことです。
大学受験で塾や予備校、家庭教師を利用すると年間で50万円~100万円ほどの出費が必要になります。
一方でスタディサプリを利用すれば、最大でも年間13万円しかかかりませんし、通常のコースであれば年間2万円ほどで済みます。
大学受験にかかる出費をできるだけ抑えたい人にはスタディサプリはかなり適しています。
詳しい料金はこちらで紹介しているので気になる人は読んでみてください。
やる気がある人
スタディサプリを大学受験で使うべき人の特徴2つ目は、「やる気がある」ことです。
塾や予備校、家庭教師を利用すると毎週同じ時間に授業が行われ、毎週同じ量の宿題を渡されるので学習が進むペースが一定です。
一方でスタディサプリは約4万本の授業動画が見放題なので、やる気がある人であればどんどん授業動画を見てどんどん学習を進めていくことができます。
学習を進めていくペースが早ければ早いほど、その分成績の伸びも早いのでやる気がある人にはスタディサプリがぴったりです。
部活や習い事で忙しい人
スタディサプリを大学受験で使うべき人の特徴3つ目は、「部活や習い事で忙しい」ことです。
部活や習い事で忙しいと、毎週決まった時間に1~2時間の授業を受けるのは大きな負担になりますよね。
特に高3生の場合は1教科だけでなく複数教科受講する人がほとんどなので、授業だけで1週間に10時間近く拘束される人が多いです。
しかし、スタディサプリを使えば隙間時間や休日などに授業動画を見ることができるので、部活や習い事で忙しかったとしても勉強しやすいです。
家の近くに有名な塾・予備校が無い人
スタディサプリを大学受験で使うべき人の特徴4つ目は、「住んでいる家の近くに有名な塾・予備校が無い」ことです。
住んでいる近くに有名な塾・予備校がない場合、質の高い有名講師の授業を受けるためには家から遠い場所にある有名な塾・予備校に通わなければなりません。
しかし、家の近くに有名な塾・予備校がなくてもスタディサプリであれば各予備校から引き抜かれた有名講師の授業が受け放題です。
住んでいる家の近くに有名な塾・予備校がなくても質の高い授業を受けて確実に成績を上げたいという人にはスタディサプリがぴったりです。
スタディサプリ大学受験講座のコース・料金
スタディサプリにはベーシックコースと合格特訓コースがあり、それぞれの料金と受けられるサービスの違いは以下のようになっています。
ベーシックコース | 合格特訓コース | |
月払い料金 | 2178円 | 10780円 |
12か月一括払い料金 | 21780円 | ×(不可) |
映像授業・授業テキスト | 〇 | 〇 |
志望校向け学習プラン | △ | 〇 |
担当コーチによる個別指導 | × | 〇 |
月10問の科目質問対応 | × | 〇 |
合格特訓コースでは映像授業と学習プラン以外にも「担当コーチによる個別指導」と「月10問の科目質問対応」というサービスが受けられます。
「担当コーチによる個別指導」では、現役難関大コーチが定期的な学習プランのカスタマイズと毎週の学習管理、勉強へのアドバイスを行ってくれます。
ちなみにスタンダードコースの「志望校向け学習プラン」の欄が△になっているのは、合格特訓コースとは異なり学習プランはもらえてもその後のカスタマイズが無いからです。
「月10問の科目質問対応」では、勉強中分からなかった問題をチャットで質問すると各教科に精通している科目サポーターが当日中に分かりやすく解説してくれます。
ベーシックコースと合格特訓コースではどっちを選ぶべき?
ベーシックコースと合格特訓コースを選ぶ際には、以下の2パターンに従って決めるのがおすすめです。
- 月1万の出費が厳しい→ベーシックコースの無料体験をしてみる
- 月1万の出費が可能→合格特訓コースの無料体験をしてみる
月1万円の出費が厳しい場合は合格特訓コースを受講することが難しいので、選択肢はベーシックコースのみになります。
ベーシックコースの無料体験をしてみて、大学受験に役立つと思えば使い続け、約に立たないと感じたら退会しましょう。
また、月1万円の出費が可能な場合は、とりあえず合格特訓コースで無料体験してみることをおすすめします。
合格特訓コースを体験してみて個別指導が必要ないと感じたらベーシックコースに変えればいいですし、映像授業すらも必要ないと感じたら退会すればいいです。
下記のボタンからスタディサプリのホームページにとぶと、無料体験の申し込みができるのでぜひお使いください。
スタディサプリ大学受験講座の口コミ・評判は?
ここまでスタディサプリについて色々解説してきましたが、実際の評判はどうなのでしょうか?
以下でヤフー知恵袋やTwitter、口コミサイトから引用して、スタディサプリ大学受験講座の良い評判と悪い評判を紹介していきます。
スタディサプリ大学受験講座の良い評判
授業動画が非常に分かりやすく、時短したい時に倍速で見れるのもありがたい。
動画形式なので、通学時間や休憩時間などの隙間時間に学習できるところもいい。
とにかく授業動画が豊富で、教科ごとの対策だけでなく大学別の対策講座や共通テスト対策講座も受けられる。塾や予備校だと講座ごとにいちいち料金が発生するのでコスパがとてもいい。
とにかく料金が安くて助かる。有名予備校出身の1流講師の授業が予備校よりもかなり安く受けられるので、お金に余裕がない家庭にとってかなり魅力的だと思う。
スタディサプリ大学受験講座の悪い評判
最初はやる気をもって取り組むからどんどん授業動画を見ていたけど、だんだんやる気が無くなって見なくなった。やはり直接指導してくれる先生がいないとモチベーションがもたない。
授業動画は分かりやすいけど、自分で勉強していける力がないと大学受験を乗り切ることはできないと感じた。
ベーシックコースだと勉強中分からないことが合った時にすぐ質問できないのが困る。スタディサプリだけで大学受験対策するなら合格特訓コースは必須。
迷ったらスタディサプリの無料体験がおすすめ
スタディサプリを大学受験で使うか迷う場合は、とりあえず14日間の無料体験をおすすめします。
正直いくら僕の説明や他サイトでの説明を見るよりも、1度スタディサプリのサービスを体験してみるほうがはるかにスタディサプリのことを理解できます。
塾や予備校、家庭教師であれば1日しか無料体験はできず、完全には理解できてない状態で入会するかどうか決めなければなりませんが、スタディサプリでは14日間も無料体験ができるので完全にスタディサプリのことを理解した状態で使い続けるかどうか決めることができます。
無料体験中にスタディサプリが役に立たないと感じればすぐに退会すればいいですし、役立つと感じれば使い続ければいいです。
以下のボタンからとべるホームページでからスタディサプリの無料体験に申し込めますので、よろしければお使いください。
また、スタディサプリの無料体験について詳しく知りたい場合は以下の記事を参考にしてください。
スタディサプリ大学受験講座の使い方
では実際にスタディサプリの無料体験を始めたとして、どのようにスタディサプリを使って行けばいいのでしょうか。
以下でスタディサプリ大学受験講座の使い方を解説していきます。
ベーシックコースの使い方
スタディサプリ大学受験講座のベーシックコースを選ぶ場合は、補助教材として使うのがおすすめです。
ベーシックコースの場合は映像授業と学習プランのみが提供されるので、スタディサプリのみで大学受験を乗り切ることは難しいです。
従って、スタディサプリを中心的に勉強するのではなく塾や学校を中心的に勉強し、よく理解できていない範囲の勉強やまだ習ってない範囲の予習、一度習った範囲の復習に使うのが最適です。
参考書を使うよりもはるかに理解しやすいうえに通常の授業とは異なり何度でも見れるので、大幅に勉強効率を上げることができます。
合格特訓コースの使い方
スタディサプリ大学受験講座の合格特訓コースを選ぶ場合は、スタディサプリを勉強の中心として使うのがおすすめです。
合格特訓コースの場合は映像授業が見放題なだけでなく、徹底的な個別指導を受けることができるのでスタディサプリだけでも大学受験合格が可能になります。
提供してもらえる学習プランや担当の現役難関大コーチの指導に従って勉強していくだけで志望校合格に必要な学力が身に付くので、とにかくスタディサプリのサービスに従って勉強していきましょう。
具体的なスタディサプリの使用用途について知りたい人は以下の記事を読んでみてください。
スタディサプリ大学受験講座の受けるべきおすすめ講座
スタディサプリ大学受験講座に申し込んだら、以下の講師陣の講座を受講してみるのがおすすめです。
- 関正生(英語)(元東進ハイスクール・九州予備校)
- 堺義明(数学)(元代々木ゼミナール・河合塾)
- 伊藤賀一(日本史)(元東進ハイスクール・秀英予備校)
- 岡本梨奈(古文)(元秀英予備校)
- 山内惠介(数学)(元秀英予備校)
- 坂田薫(化学)(元河合塾・北九州予備校)
- 村山秀太朗(世界史)(秀英予備校・Z会)
どの講師も有名予備校から引き抜かれた経験があり、実績・実力共にどの有名予備校とも引けをとりません。
スタディサプリを使い始めたら、学習プランに関係なく上記の講師陣の授業動画を見てみることをおすすめします。
スタディサプリのおすすめ講座について詳しく知りたい人は以下の記事を読んでみてください。