大学受験における古文の勉強法を紹介

古文
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ゆうすけ

自分の受験経験を踏まえ、メアライズアカデミー監修のもと大学受験対策の情報を発信しています。
高1春偏差値40→高2秋偏差値80→早稲田大学政治経済学部経済学科入学→大2の4月「受験勉強のエッセンス」立ち上げ→月間5万PV

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今回は大学受験のために古文を勉強する必要がある方向けに古文の勉強法を紹介します。

どういった大学を受験される方でも共通な勉強法です。

古文の成績を伸ばしたい方はぜひ最後までご覧ください。

一段階目:単語の暗記・文法の習得

まずは単語・文法からです。これらが分からないと古文の文章をまともに読むことはできません。

英語でも言えることですがまず単語・文法を習得しないときちんと文章を理解することができません。

古文単語の覚え方は以下の記事からご覧ください。

文法の中で最も重要な助動詞の覚え方は以下の記事からご覧ください。

また、ある程度単語・文法が備わってくると簡単な文章なら読めるようになるので、単語・文法の勉強をストップさせてしまいがちです。

しかし、それだと共通テストレベル以上の問題になると必ず読めなくなります。

きちんと単語・文法の勉強は完遂しましょう。

二段階目:問題演習

単語・文法を覚えて知識を得たら問題演習で古文の文章に慣れましょう。

単語・文法を覚えきったばかりの段階では古文の文章を訳しながらでないと読めません。

しかし、たくさんの古文の文章を読んでいるうちに訳さなくてもなんとなくで意味がわかるようになります

このなんとなく意味がわかるというのが非常に大事です。

当然ですが僕たち日本人は日本語を日本語のまま理解してますよね。わざわざ別の言語(英語など)に訳して理解していません。

同じように古文の文章を別言語(日本語)に訳さずに古文の文章のまま理解するのです。

問題演習をたくさんして古文の文章をたくさん読めば古文の文章を古文の文章のまま理解できるようになります。

問題演習の注意点①

問題を解く度に答え合わせをしましょう。

そして間違えた問題はどうして間違えたのか、どうすれば正解できたのかを分かるまで考え続けてください。

どんなに難しい問題でもどんなに面倒な問題でも絶対に答え合わせ、直しは怠らないでください。

そして単語の意味が分からないせいで間違えたなら原因となった単語を絶対に覚え、忘れていた文法のせいならその文法を絶対に覚え、文章の意味がわからなくて間違えたなら問題演習の量を増やしましょう。

つまりは答え合わせによって自分の弱点を見つけ、その弱点を一つづつ潰していきましょう。

問題演習の注意点②

問題文の現代語訳を見てください。

現代語訳を読むメリットは以下の通りです。

  • 古文常識を知れる

現代語訳を読んでどういう内容だったのかを知ると、古文の文章独特の展開の仕方を感覚で覚えることができます。

それによって古文の文章が理解しやすくなります。

  • 入試対策になる

古文の文章というのは今ある以上に増えません。数が限られています。

つまりは全く同じ文章が様々な大学入試、問題集、模試などで使いまわされています

ですので現代語訳を見てその内容を完全に知っておけば、入試で万が一全く同じ問題文で出題された時に非常に有利になります。なぜなら答えを知っているから。

問題演習の注意点③

解き直しもしっかり行いましょう。

一度解いて答え合わせ・現代語訳の確認をしただけではその問題で得られること(単語・文法・入試と被りうる現代語訳)を完全には習得しきれません。

古文の問題集の解答で説明がなされている単語・文法は入試などでよく出るものが多いです。

なぜなら問題集を作った人が入試で頻出の単語・文法を知ってもたおうと考えて説明してることがあるからです。

解き直し、つまり復習には最適なペースが存在します。気になる方はぜひ以下の記事をご覧ください。

まとめ

古文の勉強法を超単純化すると、単語・文法の習得→問題演習となります。

しかしこれをやっていくうえで多くの注意点がありますのでご確認ください。

きちんとした勉強法に則って勉強していけば必ず成績は上がっていきます。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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