この記事では薄い英文法問題集を紹介していきます。
英文法の薄い英文法問題集を使おうとしていたり、分厚い英文法問題集と悩んでいる人はぜひ読んでください。
薄い英文法問題集をおすすめしない理由
大前提として、僕は薄い英文法問題集をあまりおすすめしていません。なぜなら大学入試において、薄い英文法問題集で得られる知識だけでは不十分だからです。
確かに薄い英文法問題集は英文法の中でも特に重要な知識を重点的に扱っているので、大学入試に必要な最低限の知識は身に着けられます。
しかしあくまで最低限の知識が身に付くだけで、薄い英文法問題集は通常の問題集と比べると問題量がかなり少なく、大学入試に必要な知識全てを身に着けるには不十分です。
英文法は英単語と並んで英語学習の基礎となるものです。英文法がきちんと身についていなければ英語長文でも英作文でも成績が伸び悩んでしまいます。
大学入試本番まで時間に余裕があるのであれば、NextageやVintageなどの分厚い英文法問題集を使用することをおすすめします。
薄い英文法問題集は使わないほうがいいと分かっても、具体的にどの参考書をどのタイミングで使って勉強していけばいいかは判断しにくいですよね。
あなたの現状の学力と志望校によっていつどのタイミングで何の勉強をするべきかは異なります。
「受験勉強のエッセンス」が「メアライズアカデミー」と共同で行っている東大生への学習相談会では、中高生向けに勉強法・学習計画の提案を行っています。
間違ったタイミングで間違った勉強をしてしまい、勉強の効率を悪くしてしまうといった事態を避けたい人はぜひご相談ください。
薄い英文法問題集3選
では以下で薄い英文法問題集を紹介していきます。入試本番まで時間が無かったり、まずは苦手意識を無くしたいという人にはおすすめです。
英文法ポラリス
薄い英文法問題集1つ目は、関正生先生が執筆した『英文法ポラリス』です。
『英文法ポラリス』は1500ほどの問題が載っているNextageなどの英文法問題集と比べてかなり問題数が少なく、400問程度しか掲載されていません。
その一方で他の問題集と比べてかなり解説が詳しく書かれており、掲載されている知識については確実に身に着けることが可能です。
入試まで時間の余裕がなく、最低限の知識を確実に身に着けたい人におすすめです。
日東駒専レベルのポラリス1とMARCHレベルのポラリス2と早慶レベルのポラリス3があるので、自分の志望校に合わせて使い分けましょう。
旺文社全レベル問題集英文法
薄い英文法問題集2つ目は、『旺文社全レベル問題集英文法』です。
『旺文社全レベル問題集英文法』は本当に必要最低限のみの知識を問われる英文法問題集です。
特に『旺文社全レベル問題集英文法』の1,2で出題されるような問題が解けなければ、大学入試での英文法の問題どころか英語長文をまともに読むことさえ難しいです。
本当に全く時間が無く、自分の志望校でも英文法の問題が出題されないという人におすすめです。
大岩のいちばんはじめの英文法
薄い英文法問題集3つ目は、『大岩のいちばんはじめの英文法』です。
『大岩のいちばんはじめの英文法』では中学レベルの内容も含まれた基礎的な内容から学習し始めることができるので、英語がかなり苦手な人でも取り掛かりやすいです。
また、解説もとても詳しく載っているのでこの問題集に載っている内容に限っては完全に習得することができます。
上記2冊と同様に演習問題がかなり少ないので、英語がかなり苦手でどうにか苦手意識をなくしたいという人におすすめです。
また、その他のおすすめ英文法問題集を知りたい人は以下の記事を読んでください。