数学検定の全メリットを徹底紹介

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ゆうすけ

自分の受験経験を踏まえ、メアライズアカデミー監修のもと大学受験対策の情報を発信しています。
高1春偏差値40→高2秋偏差値80→早稲田大学政治経済学部経済学科入学→大2の4月「受験勉強のエッセンス」立ち上げ→月間5万PV

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今回は数学検定のメリットとそれに加えてデメリット・対策法についてお話しします。

数学検定を受けようかどうか悩んでいる方々はぜひこの記事を参考にして下さい。

また、下記の記事で数学検定の詳細情報を紹介していますのでぜひご覧ください。

数学検定とは

数学検定(正式名称:実用数学技能検定)は公益財団法人日本数学検定協会が実施する数学・算数の検定です。

1級~5級までを数学検定、6級~11級を算数検定としており、各階級はそれぞれ以下の基準に基づいています。

一級:大学程度・一般

準一級:高校3年程度

二級:高校2年程度

準二級:高校1年程度

三級:中学3年程度

四級:中学2年生程度

五級:中学1年生程度

六級:小学6年生程度

七級:小学5年生程度

八級:小学4年生程度

九級:小学3年生程度

十級:小学2年生程度

十一級:小学一年生程度

数学検定を受けられる方は主に中学レベル以上の5級~1級を受けることになるでしょう。

数学検定のメリット

数学検定を受けることによって得られるメリットは以下のようになります。

入試優遇制度

入試優遇制度とは入試において得られる様々な優遇措置や活用法のことです。

数学検定の取得を入試において優遇している高等専門学校・高等学校・中学校の数は810校以上大学・短期大学・専門学校の数は480校以上です。

高校入試、大学入試を控えている方々にとって取得する価値が大いにありそうです。

単位認定制度

単位認定制度とは高校、大学などで一定の階級以上の数学検定を取得していれば特定の科目の単位取得を認める制度です。

数学検定の取得で単位取得を認めている高校、大学の数は360校以上です。

しかし高校、大学合わせて360校というのはそこまで多い数ではないので大きなメリットとは言えないかもしれません。

就職に有利

数学検定の勉強は多くの企業が採用しているSPIの対策になります。

SPIというのは一般社会人として広く必要とされる資質(性格・能力)を測定する適性検査のことです。

そのSPI試験の非言語分野において、その出題範囲は数学検定の準2級で74%、3級で53%共通しています。

SPI対策を始める前に数学検定の勉強をしていればSPI対策がスムーズに進むでしょう。

また、当然のことですが数学検定に合格した事実は履歴書やエントリーシートに書けるので自分のアピールポイントとすることができます。

さらに数学検定の3級以上を取得していれば、厚生労働省のYES-プログラム(若年者就職基礎能力習得支援事業)の証明書を取得できます。

これも自分のアピールポイントとすることができます。

自分自身の能力向上に役立つ

数学検定の取得には確実な計算力、数学的思考力が必要なので数学検定を取得するための勉強をすれば数学能力の向上につながります。

また、プログラミングを学ぶ際にも役立ちます。なざなら数学はプログラミングに近い部分があり、数学がそれなりにできるようになっているとプログラミング学習に有利なのです。

数学検定のデメリット

数学検定のデメリットはほとんどないです。

受験するために数千円のお金が必要なこと勉強時間を確保しなければならないくらいです。

これはどの検定でも同じですし、むしろお金に関して言うなら有名な英検などよりもかなり安くなっています。

数多くのメリットを考えればこのくらいのデメリットは無いに等しいでしょう。

数学検定の対策

数学検定の対策は以下のようなステップで行うと効果的です。

ただ時間余裕がない方はSTEP4だけでも最低限の対策になります。

STEP1 過去問を解く

どの検定試験でも共通ですがまずは過去問を解いてみて自分の実力、苦手分野を知ってそこから対策を練る必要があります。

苦手分野を一つづつ無くしていくことで合格点に近づきます。

おすすめの過去問問題集はこちらになります。

こちらの数学検定公式の過去問題集を使うことで数学検定協会が受験者にどのように考え、答えにたどり着くことを求めているかが分かり、数学検定を取得するための勉強がスムーズに進むようになります。

STEP2 苦手分野を無くしていく

過去問を解いてみるといくつか自分が解けなかった、または間違えた問題がいくつかあるでしょう。

それらの問題と同分野の問題を問題集などで総復習しましょう。

例 対数の問題を間違えたなら問題集にある対数の問題を総復習

STEP3 STEP1・STEP2を繰り返す

ここまでのSTEPを繰り返しましょう。

繰り返すことでどんどん苦手分野減っていき、合格点に近づきます。

STEP4 過去問をたくさん解く

過去問をとにかくたくさん解くのが一番の対策になります。

過去問を解くことによって問題形式、時間制限への慣れを手に入れることができます。

この慣れがあるのとないのとでは大きく結果に違いが出るのでできる限り多くの過去問を解くことを目指しましょう。

まとめ

数学検定には進学、就職等点でメリットしか無く、デメリットしかありません。

時間に余裕がある方はぜひ受けましょう。

また、対策も単純なのでやりやすい思われます。数学検定を受けようとされている方たちはぜひ頑張って下さい。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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