【大学受験対策】リスニングの勉強法を紹介

リスニング
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ゆうすけ

自分の受験経験を踏まえ、メアライズアカデミー監修のもと大学受験対策の情報を発信しています。
高1春偏差値40→高2秋偏差値80→早稲田大学政治経済学部経済学科入学→大2の4月「受験勉強のエッセンス」立ち上げ→月間5万PV

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この記事では、大学受験対策向けのリスニングの勉強法を紹介していきます。

大学受験でリスニングが出題される試験を受ける人や、リスニングの成績を伸ばしたいと考えている人はぜひ参考にしてください。

リスニングの勉強法

大学受験に向けたリスニングの勉強は以下の手順で行って下さい。

リーディング

リスニングの勉強を始める際は、まずリーディングの勉強をして下さい。

「リスニングの勉強なのになんでリーディングを勉強するの?」と思われるかもしれませんが、リーディングの勉強をしてからでないとリスニングの成績は伸びないのです。

なぜなら英語の文章を目で理解するリーディングができないのに、英語の文章を耳で理解するリスニングができるわけがないからです。

リーディングができない状態でいくらリスニングの練習をしても、音声の内容は理解できません。

もちろんすでにリーディングが得意な人であればリーディングの勉強は必要ありませんが、リーディングも苦手という人はまず先にリーディングの勉強をしましょう。

ディクテーション

リーディングがある程度得意なのであれば、ディクテーションを行って下さい。

ディクテーションとは英語のリスニング音声を文字で書き取る作業のことを指します。

聞こえてきた英文を実際に書いてみてスクリプトと見比べることで、自分が聞き取れていない英単語が分かります。

自分が聞き取れてない英単語が分かったら、同じリスニング音声を使ってその英単語の発音を練習してください。

この作業を繰り返すことで、だんだんと聞き取ることができない英単語が減っていくのです。

シャドーイング

ディクテーションと同時並行でやってほしいのが、シャドーイングです。

シャドーイングとは、英語のリスニング音声を聞きながらすこし遅れてリスニング音声と同じように発音していく作業のことです。

シャドーイングをすることによって、リスニング音声と同じ速度で英文を理解できるようになっていきます。

最初はスクリプトを見ながらでも大丈夫なので、リスニング音声と同じ速さで英文を読んで理解する訓練をしましょう。

慣れてきたらスクリプト無しでシャドーイングをするようにしてください。

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リスニングの勉強におすすめな参考書

では上記のリスニングの勉強に使えるおすすめの参考書を紹介していきます。

関正生の英語リスニング

リスニングの勉強におすすめな参考書1つ目は『関正生の英語リスニング』です。

『関正生の英語リスニング』はリスニングの問題と解説が載せられているだけの通常の参考書とは異なり、リスニング音声のどこに着目すれば高得点を狙いやすくなるかという解き方のルールを学べます

単純にリスニング音声を理解する能力だけでなく解き方のコツも学べるため、かなり効率的に成績を伸ばすことができます。

また、共通テストの形式に合わせた問題で構成されているため、共通テストのリスニングで高得点を狙いたい人におすすめです。

文法・構文・構造別リスニング完全トレーニング

リスニングの勉強におすすめな参考書2つ目は『文法・構文・構造別リスニング完全トレーニング』です。

『文法・構文・構造別リスニング完全トレーニング』では英文の構造を理解し、正しく内容を聞き取れるようになるトレーニングをすることができます。

通常の参考書では、最初から最後まで入試問題に出題されるような普通のリスニング音声で問題演習を進めることが多く、英文の構造を意識する余裕がないまま問題を解き進める形になりやすいです。

しかし、『文法・構文・構造別リスニング完全トレーニング』では文法ポイント→1センテンス→1パラグラフの順番で徐々に流れてくる音声の量が増えていく構成になっているため、英文の構造を意識しながら問題を解き進めていくことができます。

そうすることによって、長いリスニング問題でも構造を理解しながら正しく内容を読み取ることができるようになるのです。

キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則

リスニングの勉強におすすめな参考書3つ目は『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則』です。

『キムタツの大学入試英語リスニング 合格の法則』は短期間で大学入試頻出の問題に対応できるリスニング力を身に着けられる参考書です。

基礎編と実践編に分かれており、基礎編では対話文対策、実践編ではモノローグ文対策をすることができます。

どちらの問題も大学入試頻出で、それぞれの詳しい解き方のコツが知れるのは大きなメリットです。

単なるリスニング力だけでなく、問題を解く実践的な力を身に着けたい人におすすめです。

さらに詳しく知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

リスニングの勉強におすすめなアプリ

上記でリスニングの勉強におすすめな参考書を紹介したので、次はリスニングの勉強におすすめなアプリやサイトを紹介していきます。

英語リスニング

リスニングの勉強におすすめなアプリ1つ目は『英語リスニング』です。

英会話や英単語を聞き流し - 英語リスニング

英会話や英単語を聞き流し – 英語リスニング

StudySwitch, Inc.無料posted withアプリーチ

『英語リスニング』は英会話や英語ニュースの音声を聞くことができるアプリです。

リピート再生機能や字幕表示機能がついているため、聞こえなかった部分を何度も聞き直したりどうしても分からない部分を確認することができます。

そのため、ディクテーションやシャドーイングに使いやすいです。

また、毎日新しい記事が更新されるので練習材料に困ることがありません。

ディクトレ

リスニングの勉強におすすめなアプリ2つ目は『ディクトレ』です。

ディクトレ-ディクテーションを取り入れた英語リスニング学習-

ディクトレ-ディクテーションを取り入れた英語リスニング学習-

Taiki Saito無料posted withアプリーチ

『ディクトレ』はその名の通り、ディクテーションのトレーニングのためのアプリです。

『ディクトレ』では「英語を聞き取る→聞き取った英語を入力→答え合わせ」という流れで学習を進めていくため、自分の聞き取れてない単語や音節がとても分かりやすいです。

また、解説が非常に詳しく載せられているため、どうしても聞き取れない英単語や意味が分からない文章があったとしてもすぐに解決できます。

Voice Tube

リスニングの勉強におすすめなアプリ3つ目は『Voice Tube』です。

動画で英語学習 - VoiceTube (ボイスチューブ)

動画で英語学習 – VoiceTube (ボイスチューブ)

REDIDEA CO., LTD.無料posted withアプリーチ

『Voice Tube』はYouTubeの英語動画を使用してディクテーションの練習ができるアプリです。

それぞれの動画に英語字幕がついているため、動画を見てて聞き取れなかった単語をすぐに確認できます。

フレーズごとのリピート機能もついているため、何度も聞き直したい部分がある際に便利です。

また、無料の会員登録を行えば分からなかった単語の意味が調べられる機能が利用できるので、効率的に勉強を進められます。

BBC Learning English

リスニングの勉強におすすめなアプリ4つ目は『BBC Learning English』です。

BBC Learning English

BBC Learning English

BBC Media Applications Technologies Limited無料posted withアプリーチ

『BBC Learning English』は日常英会話・ビジネス英会話・ニュース・ドラマの4つのジャンルで英語学習ができるアプリです。

どのジャンルでもスクリプトや字幕がついているため、ディクテーションにもシャッド―イングにも使用することができます

また、他のアプリよりもジャンルの幅が広いので、自分が苦手なジャンルを中心に勉強することもできます。

TED

リスニングの勉強におすすめなアプリ5つ目は『TED』です。

TED

TED

TED Conferences LLC無料posted withアプリーチ

『TED』は世界の各分野の専門家の講演を聞くことができるアプリです。

他のアプリと比べてコンテンツの種類が幅広いため、飽きることなくリスニング練習をすることができます。

また、10分や20分程度の動画が多いため隙間時間でも学習することが可能です。

もちろん字幕がついているのでディクテーションやシャドーイングにぴったりです。

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リスニングの解き方のコツ

以下では大学受験でのリスニング問題の解き方のコツを紹介していきます。

先に設問を確認する

リスニングの解き方のコツ1つ目は先に設問を確認することです。

リスニング音声を聞いた後に設問内容を確認すると音声の内容を思い出しながら問題を解く必要があり、少しでも聞き漏れがあれば設問の答えが分からなくなってしまいます。

しかしリスニング音声が流れる前に設問内容を確認しておくことで、リスニング音声を聞きながら答えを考えることができます。

そのため、設問を解くために必要な要素だけ聞き取れれば十分なので聞き漏れをなくすことができます。

最初の英単語に集中する

リスニングの解き方のコツ2つ目は最初の英単語に集中することです。

リスニング音声の最初の部分では状況の説明がある場合が多いため、最初の部分を聞き逃してしまうと後からの内容が理解しにくくなってしまうんですよね。

そのため、リスニング問題を解く際には最初の部分を聞き逃してはいけません。

必ず最初の部分を集中して聞き取るように心がけましょう。

英語のまま理解する

リスニングの解き方のコツ3つ目は英語のまま理解することです。

リスニング音声が流れている間、いちいち日本語に翻訳しながら聞いていては内容を理解するのが間に合いません。

そのため、音声として流れてくる英語の文章をそのまま英語で理解する必要があります。内容をなんとなくのイメージで捉えるということですね。

英語を英語のまま理解できるようになるためには、リーディングの勉強が不可欠です。

リーディングの練習を繰り返すことで、だんだんと英語を英語のまま理解できるようになっていきます。

リスニングのNG勉強法

以下ではリスニングのNGな勉強法を紹介していきます。

聞き流し

リスニングのNGな勉強法1つ目は、聞き流しです。

よく英語のリスニング音声を聞き流すだけで耳が慣れてきてリスニングの点数が上がると考えている人がいますが、それは大きな間違いです。

確かに聞き流しをすることで耳が慣れるのは間違いないのですが、元々の実力通りの力が発揮できるようになるだけで実力自体が上がるわけではありません

そのため、聞き流しをすることで多少は成績が上がるかもしれませんが、絶対に高得点は狙えるようになりません。聞き流しはやめましょう。

リスニングから勉強する

リスニングのNGな勉強法2つ目は、リスニングから勉強することです。

先ほども説明しましたが、リスニングの成績を上げるためにはまず最初にリーディングの勉強をしなければなりません。

感覚の9割近くを視覚に頼っている僕たち人間が、目で見て理解できないものを耳で聞いて理解するのはかなり難しいです。

そのため、最初からリスニングの勉強をするのは間違っています。

最初から洋画を利用する

リスニングのNGな勉強法3つ目は、最初から洋画を利用することです。

ディクテーションやシャドーイングをする際、英語字幕やスクリプトがついている英語の音声を使用することになりますよね。

その際、最初から洋画や海外ドラマを使用して勉強すると非常に非効率な勉強になってしまいます。

大学受験で出題されるリスニングの音声はかなりきれいな英語なのに対し、洋画や海外ドラマではスラングを使用していたり文章を省略していたりします。

最初から洋画や海外ドラマを使って勉強してしまうと、大学受験で流されるリスニング音声とはかけ離れた聞こえ方で覚えてしまう恐れがあります。

そのため、最初のうちは大学受験で流されるような綺麗な英語の文章が流れてくるものを使用したほうがいいです。

リスニングの勉強はいつから始めるべきか

大学受験でのリスニング対策は、高3の夏休み明けから始めれば十分間に合います。既卒生の場合は9月頃ですかね。

実はリスニングの勉強ってあまり時間がかからないんです。

それまでに英単語と英文法、長文読解の勉強をある程度やっていれば、後はディクテーションで少しずつ自分の弱点を見つけていけばいいだけです。

リスニングの音声の速さについていけない場合はシャドーイングも必要ですが、1ヵ月もあればすぐについていけるようになります。

ですので、夏休みまではとにかく長文読解や英作文の対策を徹底して行い、夏休み明けからリスニングの勉強を追加してください。

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