英文解釈はいらない?必要な人と必要ではない人の違いとは

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ゆうすけ

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高1春偏差値40→高2秋偏差値80→早稲田大学政治経済学部経済学科入学→大2の4月「受験勉強のエッセンス」立ち上げ→月間5万PV

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この記事では英文解釈の必要性や必要な人と必要じゃない人の違いを解説していきます。

英文解釈を勉強しようか迷っている人や、英文解釈を勉強し始めて悩んでいる人はぜひ参考にしてください。

英文解釈はいらない?メリットを解説

英文解釈とは英文の構造を正しく把握して単語の意味も文脈に合わせて当てはめ、正確に意味を汲み取る作業のことを指します。

英文解釈の勉強をするメリットは以下の2つがあります。

複雑な英文を早く正確に読めるようになる

英文解釈の勉強をするメリット1つ目は、複雑な英文を早く正確に読めるようになることです。

英単語と英文法をある程度勉強しただけでも簡単な英文であれば理解できます。

しかし、それだけでは構造が複雑だったり難易度が高い構文が使われていると意味が全く読み取れなくなる場合もあります。

英文解釈の勉強をすれば複雑な英文でも素早く正確に理解できるようになるため、長文読解の速度も正確性も上がります。

難しい長文が出題される大学を受験するのであれば、英文解釈の勉強は必須になります。

英文和訳の実力が上がる

英文解釈の勉強をするメリット2つ目は、英文和訳の実力が上がることです。

英文解釈の勉強をすれば英文の内容を素早く正確に理解できるようになるため、和訳も素早く正確にできるようになります。

特に旧帝大で出題されるような難易度が高い和訳問題は英文解釈の勉強をしてないとまともに解くことができません。

志望校の入試問題で和訳問題が出題されるのであれば英文解釈は必ず必要になります。

英文解釈が必要な人と必要ではない人

上記のメリットを踏まえると、英文解釈が必要な人と必要でない人は以下のように分かれます。

英文解釈が必要な人と必要ではない人

英文解釈が必要な人

英文解釈が必要な人は、MARCH・中堅国公立大以上の大学を受験する人です。

具体的にはMARCH・関関同立・千葉大や広島大などの中堅国公立大学以上の大学を受験する人ですね。

これらの大学レベルになってくると複雑な長文が出題され始めるため、単純な長文読解の演習だけでは対応しきれなくなってきます。

さらにレベルが高い早慶や旧帝大を受験するのであれば英文解釈の勉強をしていなければ平均点を大きく下回ることになるでしょう。

和訳問題が出題される場合はさらに英文解釈の必要性が高くなります。

英文解釈が必要ではない人

英文解釈が必要ではない人は、日東駒専以下の大学を受験する人です。

日東駒専や産近甲龍、下位国公立大学を受験する場合であれば英文解釈は必要ありません。ちなみに共通テストも必要ありません。

これらの大学の問題ではあまり複雑な英文が載せられていないため、長文読解に慣れておくだけで十分対応できるのです。

もちろん英文解釈を勉強すれば問題が解きやすくなりますが、それよりも長文読解の演習をするほうが高得点は狙いやすいです。

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英文解釈の勉強はいつからやるべき?

英文解釈の勉強は英単語帳1冊と英文法の参考書1冊終わらせたら始めてください。

英文解釈は英単語と英文法の知識がある程度ないと勉強することはできません。そのため、英単語と英文法を一通り勉強してから始めるわけです。

使用する英単語帳は基本的にはどれでも大丈夫です。ターゲットやシス単、速単など標準的なものがおすすめです。

英文法の参考書は基礎的なもので構いません。「肘井学のゼロから英文法が面白いほどわかる本」などがおすすめです。

また、時期的には最低でも高3の8月までには終わらせてください。

受験期は他教科の勉強や他分野の勉強にも時間を割く必要があります。高3の8月以降になると英語の勉強を最後まで終わらせることができないまま受験することになりかねません。

英文解釈の勉強法

英文解釈の勉強は以下の手順で行って下さい。

英文に文型と和訳を書き込む

英文解釈の勉強をする際には、まず英文にSVOCの文型と和訳を書き込んでください。

英文の構造を正しく把握できるようになることが英文解釈の勉強をする目的の1つなので、各英文に文型を書き込んで正しく捉えられているか確認しなければなりません。

また、英文の構造を正しく把握できるだけでなく英文の内容を正しく理解できるようになることも目的なので、和訳をして正しく意味を読み取れているかを確認しなければなりません。

志望校の入試で和訳問題が出題される場合は特に重要になります。

答え合わせをして重要な要素を書き込む

英文の和訳をしたら、答合わせをして自分に足りていなかった重要な要素を書き込んでください

自分が書きこんだ文型が間違っていたのであれば正しいものを書き込み、和訳が間違っていたのであれば正しく和訳するために不足していた考え方や構文の知識を書き込んでください。

その他にも知らなかった単語や文法があればそれも書き込んでください。

そういった書き込んだ情報が、次で解説をする復習の際に役立ちます。

定期的に復習する

全ての情報を書き込んだら、定期的に復習してください。

英文解釈に限った話ではありませんが、一度勉強した内容は何度も復習しないと脳に定着しません。

一度勉強した翌日・1週間後・1か月後に復習するのがおすすめです。

さらに詳しく英文解釈の勉強法について知りたい人は以下の記事を参考にしてください。

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英文解釈のおすすめ参考書

実際に勉強する際には参考書も大切ですよね。以下で紹介していくので参考にしてください。

英文読解入門基本はここだ!

「英文読解入門基本はここだ!」は1から英語の勉強を始めている人におすすめな参考書です。

他の参考書と比べて1つ1つの英文が短く簡単なものになっているため、長文や複雑な英文に慣れてない人でも取り組みやすい内容になっています。

また、問題数も少なめなので途中で挫折せずに最後まで終わらせやすいです。

ただし難関大学の入試問題に対応するためにはこの1冊だけでは足りません。もう1冊難易度が高い参考書を追加で勉強してください。

入門英文解釈の技術70

「入門英文解釈の技術70」は長文読解が苦手な人におすすめな参考書です。

見開き1ページに長文とその解説が載せられており、一目で長文読解の重要ポイントが分かるようになっています。

長文に含まれる各英文の構造の取り方や和訳のやり方などが詳しく載せられているため、長文の内容を正しく読み取る練習をすることができます。

注意点として、載せられている長文の難易度は低くないので英単語と英文法をある程度身に着けた状態で取り組んでください。

ポレポレ英文読解プロセス50

「ポレポレ英文読解プロセス50」は早慶・旧帝大志望者におすすめな定番の参考書です。

名前の通り50個の英文が載せられており、大学入試頻出のテーマの中で簡単なものから難しいものまで幅広く載せられています。

1つ1つの英文に対してどういう考え方で解いていけばいいかが示されているため、初見の英文でも迷わずに解き進められる実力が身に付きます。

早慶や旧帝大のような難易度が高い英文をすらすらと読めるようになるのはもちろん、和訳も正確にできるようになるので早慶・旧帝大志望者にはかなりおすすめです。

英文読解の透視図

「英文読解の透視図」は長文読解を極めたい人におすすめな参考書です。

先ほど紹介した「ポレポレ英文読解プロセス50」と同じように50個英文が載せられていますが、どれもかなり難易度が高いです。

受験生が苦手だと感じるテーマを中心に扱っているため、どんなテーマの英文にも対応できるようになります。

しかし、かなり難易度が高いので最初からこの参考書に取り組むと最後まで解ききれなくなってしまいます。

もう少しレベルの低い参考書で一度英文解釈を勉強してから仕上げとしてこの参考書に取り組んでください。

さらに詳しく英文解釈の参考書について知りたい人は以下の記事を参考にしてください。